【街】
私達が話すようになったきっかけは妹だ。偶然にも私たち4人には妹がいて、その妹は全員同じ学校で同じ学年。クラスは違えども彼女たちはとても仲が良い。今の私たちと同じように。私たちはもう高校生だからみんなで集まって遊ぶことがよくある。休憩時間にはいろんなことを話し、校内のどこかでゆっくりしたりもする。
レミリア「さとり、学校って、どう思う?」
レミリアが尋ねた。私は少し考え込んでから答えた。
さとり「学校は、知識を得る場所だと思うわ。でも、時々退屈だし、ルールも厳しいわね。」
近くにいた花奏も話に入って来た。
花奏「私は学校が好きじゃない。でも友達と一緒にいるのは楽しいから、まあ許せるかな。」
花奏の後を追うように続いて佐々木くんもやってきた。
海星「学校はつまらない。先生たちがうるさいし、宿題も多い。」
レミリアは笑みをこぼした。私も佐々木くんの思う気持ちははわかる。
レミリア「でも、みんなと一緒にいるのは楽しいじゃない?」
さとりは微笑みました。
さとり「そうね。友達がいるから、学校も頑張れるわ。」
私たちは笑顔で明るい街を歩きながら、学校生活について話し続けた。友情と冒険が待っている日々、私たちの学園生活はまだまだ続いていくのであった。
私たちは学校の中庭に立ち、風に吹かれながら昨日の話しの続きをしていた。私は無意識に遠くを見つめていた。それに疑問を思ったレミリアは私の目の前で笑顔を作り
レミリア「さとり、どうしたの?」
と尋ねた。私は笑みを返した。
「ちょっと考えごとをしていたの。学校って、不思議な場所だと思わない?」
花奏は首をかしげた。
花奏「不思議?どういうこと?」
私はは手を差し出し、風に舞う葉っぱを指で追いかけた。
さとり「人々が集まって、知識を共有し、成長する場所。でも同時に、個々の思いや夢が交差する場所でもあるのよ。」
佐々木くんはうなずきながら私達に理解して欲しいかのように言葉を並べた。
海星「確かに、僕らはそれぞれ違う目標を持っているけど、学校で出会った友達との絆は大切だよね。」
花奏「なに言ってんだバカが。それみんな知ってるよ。」
海星「そうなんすか?」
レミリアは笑顔で言った。
レミリア「そうだね。海星の言ったことはみんな意識せずに大切にしているよ。学校は、私たちが色々なことを学び、共に成長する場所。だから、大切にしたいわ。」
さとり「さて、帰りましょう。次の授業まで時間がないわ。」
海星「まじじゃん。走ったほうがいいんじゃね。」
花奏「別にいいだろ。」
私たちは再び歩き出し、学校生活について深く語り合った。友情や冒険、そして未来への希望が、私たちを繋ぎ止めていった。
【やりたいこと】
15歳、高校1年生の佐々木海星(偽名)。僕はゆっくりユーチューバーにあこがれています。中学生の頃までは高校生になったらしようと思っていたけど、案外スケジュールが部活も勉強も両立しているなかで、仕事もプラス…無理ですね。僕は弓道部に所属したんですけど、部活終わるの遅いんですよ(涙)。土日?無理無理。部活が時々あって、予習や復習までしないといけない。部活やめたらゲームのしすぎ(引きこもり)により運動不足。腹筋背筋の筋トレが毎日を作っているのに、やめたら不健康になっちゃう。同仕様もないね。悲しい。まぁ、おとなになったらするさ。名前はそうだなぁ。「ヤイ」で。この名前スプラやスマブラで使ってます。スプラ実況でもしようかな?いや、マリメもいいかも。東方曲をつくって…。でもなぁ。継続性っていうのがないんだよなぁ。そこはどうにかゲームと同じようになりたいもんだよ。あ、二次創作動画もいいよなぁ。僕は東方キャラの中で一番古明地さとりがすきなんよ。こいしじゃないよ?さとりだよ。推しキャラが初恋の相手。えへへ。2次元の彼女は可愛いですな。東方キャラランキングではフランとか魔理沙だけど、そっちじゃないんだな。東方を知ったのも、花奏が教えてくれたゆっくり実況がきっかけやな。たくさんの楽しみをくれた花奏には感謝やね。あざっす。あれ?なんの話ししてたっけ?時々書いてるときに分かんなくなるんよ。前も言ったっけ?覚えてねぇや。そんなことよりも、みんなはどんなことをするのがすきかい?僕はゲーム一択。携帯で東方二次創作ゲームやってます。楽しいよ。可愛いキャラいっぱいで。特にさとりちゃん。I LOVE SATORI.推し活は僕にとって原動力になるのさ。君等も誰かを推すときあるよね?憧れっていうやつ。それが「やりたい」っていう気持ちにさせるんだと思う。いつも読んでくれてありがとうございます。では、このへんで。
【明日のぬくもり】
【岐路】【実力主義の能力学校に通う底辺の男が…(ストリート内に登場する博麗霊夢視点)】
私の名前は博麗霊夢。能力学園の卒業者である。私は今、紅魔館で「正」である東風谷早苗のボディーガードをしている。その時の私は純粋で馬鹿だった。「正」である東風谷早苗が神であり、それ以外はゴミだと思っていた。しかし、私はある書物を見つけた。それは「正」と「負」の関係性だ。現在の社会を支えているのは「正」のみ。この現象がおかしい。その書物にはこう書かれてあった。
『「正」と「負」はお互い近くにおり、世界を動かす能力を所持している。「正」は世界に幸福を与え希望を生み出す。「負」は「正」の力を抑え世界のバランスを整える。お互い強い信頼をもつもの必ずどこかにいる。「正」と「負」が前に出て力を使わない限り、世界は崩壊の道へ辿るだろう。ヤイ&レミリア。』
ヤイ・レミリアは21世紀の後半に「正」と「負」の役割を担った人物。その人たちが書いたとなると今の現象は違う気がする。怪しい。私はいつしか神と思っていた相手を疑うようになった。「負」という存在を隠していると思ったが、他の護衛の者や召使の者、紅魔館に関わっている者全て姿形、能力を調べても全員世界に通用しない能力ばかり。その間で、東風谷グループに目をつけた。東風谷グループとは、東風谷早苗を中心とする大規模な企業グループ。とてつもない経済力を持ち、それに適う企業はいないと言われている。つまり私は、金で全てを隠蔽しているのではないかと考えた。それを探るにも一人では無理だ。ここからが私の岐路である。今の私には3つの選択肢がある。1つ、このまま1人で調査するか。2つ、諦めてこのまま護衛を行うか。3つ、人数を集めて協力を得るか。数日間悩んだ末、私は3つ目を選んだ。このまま世界が崩壊するのを見届けるよりも、私自身で世界を…いや、協力者全員で東風谷早苗に一手を。
霊夢「あいつらの動きはどう?」
裏組織を立ち上げて早数年。表面では、「東風谷早苗の護衛博麗霊夢が中心にが品生産を行っている企業」となっている。
社員「はい、動きは全く。しかし、あまりにも動かなすぎます。」
霊夢「そう。わかったわ。」
ここからなにか大変なことが起こりそうな気がする。取りあえず、相手の様子を観察するしかない。この道でよかったと思う。ありがとう。「運命」。
【世界の終わりに君と】【透明(続)】
幻想郷が崩れ始めた。正確には幻想郷と外の世界を分離させている博麗結界が崩壊して世界のバランスが不安定になり、それを安定させるため世界が幻想郷を消そうとしている。それが今、進行している。時間は残り数時間。今日の深夜まで。
博麗神社。昔、博麗の巫女が住んでいたらしいが私たちの時代には存在しなかった。
私はいつものように自宅で研究をしていた。静かな森の中に1軒。魔法の森に囲まれており、そんじょそこらの者では立ち入ることさえできない。できる者となると、魔法の森に耐性でもあるか、上級レベルの妖怪か。最近誰と話したかなぁ?記憶はいるんだが、姿までは覚えてない。人里にも行ってないし、一体誰だったんだろう。そう思いながら私はリビングに飾ってある写真を見た。変な写真だ。私は右に寄って柱を中心にしている。普通なら、こんなところを撮るはずがない。まぁ、そんなことを気にしても意味はないか。どうせ数日後に幻想郷は消滅するのだから。
紫「魔理沙!紅霧異変や春雪異変、誰が解決したか覺えてる?」
突然現れた幻想郷の賢者である八雲紫が慌てた様子で私にその問いを投げかけた。
魔理沙「はぁ、そんなの私とあいつに…。誰だっけ?」
紫「あなたも覚えていないのね。」
魔理沙「レミリアや幽々子に聞けばいいじゃん。」
紫「聞いたわ。だけど、ふたりとも覚えてないって。これは今回の異変に関係していると私はふんでいる。」
魔理沙「そうか。でも、幻想郷は崩壊し始めてる。私たちは何もできない。なすすべなしというわけだ。たがら、最後くらい好きなことをしようぜ。」
紫「あなたは、幻想郷を捨てるの?何もできないからって。」
魔理沙「だって、実際そうだろ?」
紫「わからないじゃない。誰がそれを言ったの?これは異変なの。異変っていうのは解決策が必ずある幻想郷全員の問題なの。私の愛する幻想郷を救うために、あなたも戦ってちょうだい。お願い。」
魔理沙「…。わかったよ。私は私のできることをするよ。」
紫「ありがとう。なにかわかったら呼んでちょうだい。」
魔理沙「あいよ。」
紫は自分の能力で作った隙間の中に入った。紫も誰かを忘れている。とりあえず、外に行ってみようか。
この異変は幻想郷の異変解決者にのみ教えられている。そのため、人里はいつもどうりだ。
おばさん「餅や団子はいらんかね?」
私はそちらに視線を向けた。お団子。誰かに買ってもらったきがする。とりあえず1つ食べてみよう。
魔理沙「おばさん。お団子1つください。」
おばさん「はいよ。あらまぁ、あなたこの前も買って来たわね?」
魔理沙「そう…だな。」
おばさん「その日の夜は大変だったわね。ありがとね。この街を守ってくれて。もうひとりの人にも「ありがとう」って伝えとって。お代はいらないよ。」
魔理沙「あの、その人のこと知りませんか?特徴とか容姿とか。」
おばさん「?あんたの友達じゃなかったのかい?」
魔理沙「記憶がなくって。」
おばさん「そうねぇ。私もあまり顔は見ていなかったけど、服装が赤かったわ。リボンもしてた気がするけど。それだけしか覚えてないわ。ごめんね。」
魔理沙「ありがとう、おばさん。」
赤色の服装。そしてリボン。有力な情報をゲットした。これが何に関係するのか、いろんな奴に相談しよう。
レミリア「この先の運命をみてほしい?」
私は紅魔館の主であるレミリア・スカーレットのもとへやってきていた。
魔理沙「あぁ、良い運命なら赤色の服を着た人物が映るはずだ。」
レミリア「あのね。幻想郷が崩壊しているのよ。そんな未来が見えるはずがないわ。」
魔理沙「そこをなんとか頼む。」
レミリア「はぁ。わかったわ。ちょっと邪魔しないでね。」
そう言って、目を瞑るレミリア。
レミリア「あまりにも鮮明すぎる。運命はいろんな選択肢ができる。鮮明に見えるほどその未来は高い確率で起こる。で、今見えてるのは崩壊の瞬間。崩れ始めている。まるで宇宙空間にできたブラックホールのように座れている。数くなってきたわ。…あ!赤い服を着た女が博麗神社の前に立っているわ。何か言っている。「はくれいのみこ」って言ってる。」
博麗の巫女か。長年現れなかった奴が原因か。
魔理沙「ありがとうレミリア。私、ちょっと行ってくる。」
レミリア「ま、待ちなさい。まだ未来は…。全く。」
私は博麗神社へやってきていた。中はとても整理されている。札も杖もある。初めてみたはずなのにそんな気がしない。私はもっとおくの方を探索してみた。
日が暮れ始めて、オレンジ色の空がきれいに見える。何もなかった。だけど一応、札と杖は持って帰った。最近、家で透明について研究していた。なんで研究したのかわからない。まぁ、その時の直感で始めたのだろう。私は家の玄関のドアを引き中に入った。腹が減っては戦はできぬという。だから、私は最後の晩餐をした。
残り時間がもうほとんど残っていない。何も分からなかった。この異変について。あぁ。最後だ。最後だけは好きなことでもしよう。そう思ったので私は研究室に入った。
魔理沙「さて、この薬を使ったら透明になれるはずだが、一応毒解薬2個もっとこ。」
私は頭上から薬をかける。
魔理沙「鏡はどこだっけ?あ、リビングにあるんだった。しょうがない。戻るか。」
私は再びリビングに戻った。
魔理沙「さぁて、どんなだ?おぉー、完璧じゃないか。ん?」
私は鏡に映っているテーブルの上にある写真を見た。そこには柱を中心に私と赤い少女…。赤い…。
魔理沙「霊夢!」
私は声を上げた。記憶が戻った。霊夢はどこだ?急いで外に出ようと思ったとき、床に霊夢の姿があった。
魔理沙「霊夢!」
私は叫ぶように彼女の名前を呼んだ。急いで毒解薬を使う。鏡には霊夢の姿が映し出された。一安心。私も、元の姿に戻った。
魔理沙「ごめんよ霊夢。私のせいで…私のせいで。」
霊夢「いいのよ。結果が全てって言うじゃない。」
私はその後嗚咽を漏らし、長時間にわたって泣きながら謝罪した。
異変は解決された。霊夢が復活し、博麗結界が修復され、世界のバランスが整った。今回の異変の原因は私だった。だけど、私の研究で幻想郷を元通りにできたのなら…。
finish