6/5/2022, 1:37:17 PM
もうずっと、あなたのことが好きだってこと。
6/5/2022, 9:04:40 AM
生ぬるい部屋で1人
そこいらに積み上げたミステリ小説を読む。
本棚を置くために潰した窓からは、
ひとすじの光も差してこない。
六畳一間のこの狭い部屋で
僕は今日もひとりぼっちだ。
6/2/2022, 2:07:58 PM
僕は今日もひとりで歩き続ける。
前までは、君がいつもそばにてくれて
危なっかしい足どりの僕を支えてくれた。
今は、それがなくなっただけ。
たった、それだけ。
なのに最近、よく考える。
1人で歩くのは、
こんなにも辛かったっけ。
6/1/2022, 1:20:35 PM
夕焼けに一筋のひこうき雲。
やがて雨を連れてくるそれは
綺麗さと残酷さを足して2で割ったみたいだ、と
いつかの君が言った。
今、この長雨の中ふいに思い出す。
君はもう居ないのだと気づいたのは
もう一本余計に持ってきた傘を使う人は
僕の隣には居ないと分かったから。
落胆する僕を植え込みのあじさいが
笑ったような気がした。
5/22/2022, 12:44:58 AM
透明な水のように染まりやすい君が
いつか ぼくの知らない誰かに
黒く染め上げられてしまうんじゃないかって
そう不安に思うことはあったけど
まさか本当にそうなってしまうなんて
心のどこかではそんなはずないって思っていたんだ
滑稽で仕方ないぼくをだれか
嘲笑ってくれないか