懐かしく思うこと
いつもの風景。「なんだか、懐かしい気分。」
なんて独り言を零す。ここは、昔住んでたところ。親友が隣に居て、泣いている。昨日は、親が泣いてたっけ。
「どうしたの」
「………」
親友は涙をこぼすだけ。
「―――〇〇」
俺の名前?
「何さ」
親友は、俺の名前を繰り返す。
「ねえ、ここにいるよ?」
「──────なんで、いなくなっちゃったの。俺は〇〇のこと、ずっと…親友だよ」
ああ、そうだった。
なんでここが懐かしく思うのか、どうして親や親友が涙を零したのか。
『…懐かしい、なあ』
そう思うだろ、俺の親友。
「…なんだか、懐かしい気分だなあ。そう思うでしょ、〇〇」
これ以上、もう二度と、
言葉を交わすことは無いだろう。
『「幸せだったよ」』
不意に言葉が被って、俺は笑う。なんで、泣いているの。
俺の言葉は、もう届かない。
もう一つの物語
私は、私みたいな人生を歩んできた。
もう一つの世界線があるのなら。私は、どんな風に生きていただろうか?
今の人生の記憶を持って生まれ変われたのなら。
私は、どんな風に―――
きっと、今とは違う人生になっていたのだろうな。
もう何個かの物語がある中で、ここでわたしと貴方が出会えたのは、運命だと思えた。
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「あの時こうしていれば」
と思うこともあります。わたしもありますし、悪いことじゃないです。
その考えを、次にどう活かすか?
そうだ、行動しましょう。
いつもお疲れ様。
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最近は通知を見てすぐ物語が思いついたものだけ執筆しています。趣味程度なので内容も薄く、つまらないかもしれませんが、それでもハートを押してくれる貴方が大好きです。押さなくても、次に期待して待っていてくれると嬉しいです。
段々と頻度が増やせるように頑張ります。
私の物語が、誰かの心に響くことがありますように
行かないで
「行かないでっ!!」
君はそう叫んだ。
「…」
私は、『────』なんて言えなかった。
「俺は、君のことが好き」
君はそう呟いた。
「…うるさい」
私に君の独り言が耳に入ることは無かった。
「…行くしか、無いの?」
君はそう泣いた。
「またいつか」
私はそう言った。
「…また、いつか。」
君は、そう微笑んだ。
きっといつか会えるさ、私はすぐに戻ってくるさ。
どこにも行かないでね、愛しの君へ。
忘れたくても忘れられない
忘れたくても忘れられない、「そんな事ある?」
クラスのあの子の声。
私は―――たくさん、あるかな。
過去のトラウマや、元恋人。嫌な思い出なんて、たくさんあるし。
君は、そんな事ないの?
忘れたくても忘れられない、「たくさんあるなあ。」
クラスのあの子の声。
俺は―――あんまり、ないな。
トラウマとか、よくわかんないし、元恋人もいないし。
あ、1つだけあった。
「悩みなさそうだよね」って言われたことだ。
忘れたくても忘れられない、「わかんないや」
クラスのあの子の声。
僕は─────────────────────
いや、忘れたいから言わないでいいや。
『忘れたいから、忘れようと、思い出さないでいようとしてるのに。』
『過去の思い出は消えないんだから、認めてあげないと。』
私は、後者かな。でも、前者でもあるかな。
巡り会えたら
(52作品目)
運命の人と、巡り会えたら。
幸せが待っているのだろうか?
それとも、
運命の人だと気づかずに、疎遠になるだろうか?
昔、大人気の”担任”がほかの学校に転任になった事がある。
その時、みんなはサインを貰っていたんだ。
でも私は、「きっとどこかで会えるだろう」と思って、何もしなかった。
巡り会える事は、できるのだろうか。
『”あの人”』と。『”あんな人”』と。
巡り会えたらいいな。
出来ることは、無いだろうが。
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名も知らぬ誰かへ
500も、『もっと読みたい』を
ありがとうございます
前回の作品『奇跡をもう一度』で500いいねを達成できました。
皆さん、ありがとうございます。
低頻度ですし、内容も薄っぺらいポエムみたいなものばかりですが。
承認欲求で始めたこのアプリ。
自己満足で始めたこのアプリ。
これからも使い続けたいなと思います。
このアプリに出会えて良かったです。
気分が落ち込んでいても、他の方の作品を見ることで少し落ち着きます。ありがとうございます。
さらに、私の作品に対するどこかの誰かの1いいねが、私の気分を上げてくれます
本当に、ありがとうございます!