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8/19/2023, 9:39:46 PM

残業終わり

すっかり暗くなって

街灯の明かりなしじゃ歩けないくらい

暗い道で猫の声が聞こえた。

スマホのライトで辺りを探して見ると

ダンボールに入っている猫がいた。

捨てられているみたいだった。

家ペット禁止だったっけ?

なんて考えながら

子猫に手を伸ばす。

細い体で言い方は悪いけど

皮を被った骸骨のようだった。

そう思っていたら空から水が降ってきた。

慌てて私はその子猫を抱いたまま

屋根のある店で雨宿りをした。

空模様からすると雨はしばらく止まないみたいだ。

勢いで抱えてきたけどこの子どうしよう。

しばらくやまない雨と子猫を見て

頭を働かせた。





─────『空模様』

8/19/2023, 12:40:35 AM

鏡に映る私が笑ってる

ホントの私は泣いているのに

反転している鏡の世界は

私を美しく見せてくれているみたいだった。

泣いている顔よりも貴方は笑顔が素敵よなんて

声が聞こえたような気がした。

鏡に映る私が笑っているなら

ホントの私も笑わなきゃ

笑顔の私は最強だから





─────『鏡』

8/18/2023, 12:54:17 AM

いつまでも捨てられないもの

それは大切な人から貰ったもの

その人の気持ちが入っているから

きっと送る人を想っているから

いつまでも捨てられない

いつまでも捨てられないけど

いつまでも取っておけるか分からない

だから

いつまでも大切に大事にしたい。

あなたからの贈り物





─────『いつまでも捨てられないもの』

8/16/2023, 11:45:12 PM

「今日ね、転んだ子がいてね。
僕いちばん早くね、
大丈夫って言って近くにいたんだ。」

小さな君がママと呼びながら

褒めてと言ってほしそうに

キラキラした目で私を見てくれる

「え〜偉いじゃん!!優しいね。」

そう言うと

君の顔は誇らしさで赤く上気していた。

可愛いの一言では収まりきれない君は

大人になっても

優しい気持ちを無くさないで欲しいそう思った。





─────『誇らしさ』

8/15/2023, 11:39:39 PM

君と2人で打ち上げ花火をみたい

夜の海に花火が反射して

夜の波に明るい花が咲いたような景色を

君とみたい

少しだけ写真を撮って

今日を忘れないようにしよう

カメラ越しだけで花火を見ないで

2人で夜の海を眺めよう

夜の海は静かで冷たくて幸せだった。

来年もまた見に行こう





─────『夜の海』

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