ジフ/gif

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10/22/2022, 10:07:51 AM

「三木、似合ってるね。」
彼が言った言葉。8月にデートで言われた。
「えへへ…ありがとっ。」

「三木?その服、どこで買ったの?今度僕も行きたい」
彼が言った言葉。12月にデートで言われた。

私の衣替えの楽しみ。彼に褒められること。


「三木…。似合ってるね。」
彼の瞳には、ウエディングドレスを着た私。

「龍樹だって、似合ってるよ。」
私の瞳にはきっと、タキシードを着た彼が映ってる。

10/22/2022, 10:02:23 AM

今日は、あいつらがいなくなっから2年がたった
とても記憶に残ってる日だ。

日本が侵略されてから、世界中が日本を狙いに来ていた

仲間達は、俺の圧倒的軍事力、忍耐力、武力を知っていた唯一の仲間だった。

そのせいで俺は狙われていた。世界中が、俺の全てを侵略に使うため。

…2年前のこの日、俺らの基地がバレた。






「hand up.Look at the picture.」

見せられたのは、俺の写真。

「…Do you know him?」

俺は奥に隠れていたため、聞こえたのはこの単語だけ。

「Sorry.We don’t know him.」

仲間達はこう返した。

「……」

沈黙が続いたあと、銃声が鳴り響く。
嫌な予感がした俺は、すぐさま飛び出してしまった。

目の前に広がる光景は、とても残酷なものだった。

全員が腰の辺りから血を流している。
皆が咳き込んでいる。

「…oh.We are lucky.Hey,Come on.」

俺は無視した。何も考えれなくなっていた。

気付いたら、呼吸の動きも見られない兵たちが倒れていた。

「おい!お前ら!大丈夫か!?」
「…富貴…もう、俺らの事は…」
「何言ってんだ!もうすぐ救助隊が…」
「もう、呼べねぇ状況だ。……しかも、日本も侵略のためにお前を使うだろ。…知られちゃならねぇんだ。」

なんで、なんでそんなことを…

「富貴。」

名を呼ばれた。

「お前だけは、助かって…この世界を…変えるんだ。」
「そうだよ…富貴に出来る事はそれだ。」
「だからさ…俺らの事は覚えてて。…でも、これだけは約束して。」

「「「絶対に、自己防衛以外で力を使わない!」」」

3人して言った。

「分かった…あり、がとう…!絶対に…お前らの事忘れないし、無駄にしないから!」





大きく息を吸う。


「お前らああああああああぁぁぁ!」
「聞こえてるかああああああああぁぁぁ!」
「俺はこのとおり元気だあああ!」
「お前らのおかげでええぇぇえええ!」
「世界は変われたああああああああぁぁぁ!」
「だからああああああああぁぁぁ!」
「改めて言うぅぅうううう!」

また息を吸う。


「ありがとおおおおおおおおおおおお!」

ー声が枯れるまでー

10/19/2022, 12:43:50 PM

「なんだよお前!?」
「ああ?俺に口答えすんの?」
「…あーあー!もう知らね!」
ガタンと椅子を倒し、出ていった。
「ッチ…」
思わずでた舌打ち。
「あそこまで言わなくても…」
「ね。だよね。」
「ありえない…」
うるさい…うるさいうるさい!
「本当はあんな事言いたくなかったんだよ!」

クラスに困惑の声が広がる。

「本当は…本当は信頼してたのに!」
「ちっちゃな事ですぐ喧嘩になる!」
「でも、今までは仲直りできてたんだ!」
「なのに…なのに!」



「…だよな。」


視線を後ろに移す。
なんで、帰ったはずじゃ。


「だよな。仲直りしてたよな。」
「た、大輝、なんで、帰ったんじゃ。」
「いいや。なんか言うだろうなと思ってドアの前で待ってた。」
「なんで!?」
「お前と一緒に帰って、仲直りしたかったからだ。綴眼。」


はっとした。僕らがずっと繋がれる理由。


仲直りできるから。そして…

「絶対に信頼してる…。」
「ああ。もちろん俺もさ、綴眼。」

いくらすれ違っても…僕らは続くはず。

10/18/2022, 1:35:51 PM

「よく晴れた空ですねぇ。」
ふと、声をかけられる。河川敷に居座ってただけだ。
「は、はぁ。そうですね。」
そう相槌をうちながら答える。
「もう肌寒くなりましたね。見事な秋晴れです。」
「そうですね…でも、見事とはどういう意味で?」
「ああ、そうそう見られないんですよ。私だけかもしれませんが、丁度雨の日が被って、今まで綺麗に見た事が無かったんですよ。」
…ん?どういうことだ。ここ最近は晴天だぞ。

そして僕は勘づいた。彼に、
「悩み、いつでも聞きますよ。」
「貴方なら勘づいてくれると思いました。どうです?私の国語力は。」

ニコニコしながら話してる。この人なら、分かち合えそうだな。

「僕、教えてほしいです。」
「…何をだい?」


「雨、に関する表現です。」
「もちろん。雨は人の感情も表せるよ。」

10/12/2022, 1:51:22 PM

色々な話し声が聞こえる
「一緒帰ろうぜー」「あいつ○○だってーwww」
今日あったことや一緒帰るまでの時間

「やばーい…テスト勉強してない…」
彼の声。頭は良いし態度も悪くは無い。
「明日じゃん!だいじょぶそ?」
「まぁまぁ!行けるっしょ♪」
手を無駄に動かし伝えようとしてる。大丈夫伝わってるよ。
「まぁ家で頑張らんとね〜。」
「そうだねー頑張るわ。」

私は皆が帰ったあと掃除するのがルーティン。
そのために残ってた。

「傘どうしよ!」「え、持って帰んないの?ww」
「まぁいいや!」 「あっそwww」


「じゃあね」「じゃ〜ね〜。」

この挨拶をするのが楽しみ。

「このフロアにいる人今すぐ帰って下さい。」
放送で先生の声が聞こえた。
結局、掃除出来なかったなぁ。

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