茶園

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10/13/2022, 12:20:16 PM

子供のようになれる時間

仕事で身も心もクタクタになった私。
そんな自分にも、楽しい時間はある。
家に帰ると家族や仲間がお出迎えしてくれる。
皆今日も元気で、どんな私でも気兼ねなくお出迎えしてくれた。

ふざけ合って楽しんでるやつ、真面目に勉強してるやつ、コーヒー飲んで夜景眺めてるやつ、ゴロゴロしてテレビ見てるやつ、にこにこまったりしてるやつ、変な趣味に没頭してるやつ、
そして、私をあたたかく包んでくれる優しい母。

皆大好きで、私は自然と子供のような気持ちになり今日も一緒に過ごした。

10/13/2022, 9:50:37 AM

短い小説 『放課後』

 「今日の授業はここまでだ」
 今日の時間割が終わり、皆は一斉に帰る支度をした。
 次々と帰っていく中、私は帰る準備もせず窓を見ていた。
 全員が帰ったあと、私はようやく動いた。
 「ケッ」机の足を勢いよく蹴った。その反動で椅子も動いた。
 今日はめちゃくちゃな日だ。ふざけんな。

 誰でもこういうことは一度はあるのだろうが、私はここ何日かイケてない。失敗だらけの恥だらけ。もう自分が嫌になった。

 「あーふざけんなー!」私は次々に溜まってた本音を吐き出した。
 すると不思議と、気持ちが少し楽になってきた。

 今はもう放課後だ。過ぎた時をイライラし続けてももはや無駄。

 「おし、メシ喰おう」
 またイライラはぶり返すかもしれないが、食べて寝て誰かに相談すりゃ勝手に落ち着くだろう。私をイライラさせたヤツらに自分の時間すり減らされてたまるか。
 解放された私は無敵であった。

10/11/2022, 11:24:15 AM

短い小説 『カーテン』

 あれは少し前の話。私は家でテレビを見ていた。
 夜が寒い季節になりつつ、空はすっかり秋の夕暮れ。
「うぅ、、寒い」
 身震いしながらシャッターと窓を閉める。


 最近私は人生で必要な知識を得ることに必死だ。
特に投資はやっておいた方が良いと確信し、今日も本と動画を見る。
 そんな時だった。

 サラサラ…

 最初は気のせいだと思っていた。しかし、

 ユラユラ…

 カーテンが僅かに揺れていた。風もないのに。
 窓も確認したが、ちゃんと閉まっていた。

 背筋が凍った。
 たまらず私は立ち上がり、カーテンを注意深く見た。
 しかし何も起こらなかった。

 気のせいか?勉強のし過ぎで疲れたらしい。そう自分に言い聞かせ、少し休もうと腰かけた。


 ウトウトして頭も目もボーッとしていたが、カーテンの端から何かが出てくるのが見えた。その姿を見た時、一瞬時が止まった。

 ムカデであった。

 私は悲鳴をあげ、そいつを退治やら処理やらするのに数時間はかかった。
 おかげで投資の知識は全部どこかにぶっ飛んでしまった。

 それから数日はカーテンを見るのも触るのも近づくのも怖い日が続いたのだった。

10/8/2022, 4:23:29 PM

短い小説『束の間の休息』

 土曜日。
 世間は休みで一番テンションの上がる曜日だ。
 そのためか、街中はどこもかしこもワイワイ楽しそう。
 対して、私は仕事に追われ、疲れた足で夜道を歩く。
 息抜きとして甘いものが欲しくなり、近くのフードコートに寄ることにした。
 お気に入りの店がそこにはあり、今回もその店でシュークリームを買った。
 外はカリッ、中はトロ~。まさに理想の食感。私は一気に幸せになった。
 何となく厨房を覗いてみた。厨房では何人もの店員が一生懸命働いていた。
 彼らがいなければ、こんな美味しいシュークリームは食べられなかっただろう。
 何不自由なく贅沢な休息ができているのは、こうして働いている人たちがいるからなのだろう。
 私は誰かを幸せにしているのだろうか。これからもっと立派にならねば。
 そう思い、私は食べ終え、フードコートを後にした。
 

10/7/2022, 11:19:55 AM

力を込めて、、、
・力というのは不思議だ。
 力を込められたものはみんな輝き出す。
 力を込めている者がまるで魔法使いみたいに見えてくる。
・力はある意味コミュニケーションの一つだ。
 言葉にしなくても、気持ちに力が籠っていれば、相手にしっかりと伝わる。
 たとえ伝わらなかったとしても、力は人を裏切らない。何度も努力すればいずれ伝わるし、より強い力を込めれるようになる。
 そうやって、自分で掴んだ成功は偉大な経験となり、力を込める楽しみや喜びに目覚めていく。

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