また会えたら。
カノジョ、彼女。
俺は頭の中がゴチャゴチャになってしまいそうになっていたんだ。
本当にあの転校生は彼女なのか。
それとも全くの別人にカノジョが乗り移ったのか。
「…でも本人は別人って言ってたしなぁ。」
本当に俺は"カノジョ"の事を、前みたいに"彼女"と呼んでも良いのか。
夢の中でも出てくる、交通事故で亡くなってしまった彼女。
現実で俺と楽しそうに話すカノジョ。
「……………成仏出来なかったんだなぁ。」
俺はまた、罪悪感に襲われた。
また会えたら。(前回の続き)
改めて、放課後に"カノジョ"と話すことになった。
「お久しぶりだね。どう?彼女でも出来た?笑」
やっぱりカノジョは相変わらずだ。
付き合ってたときも同じ質問をしてきてたな。
俺が他の学校で好きな人でも出来たんじゃないかとか沢山聞いてきていたのを覚えてる。
そう言って、カノジョは俺の隣の席に座った。
「…出来るわけ無いだろ。」
俺は隣でニコニコしながら聞いてきたのに対して冷めた返答をした。
「そっか、笑…でも、良かったぁ。私さ?ずっと、忘れられてたのかと思ってたから安心したよ。」
「…あのさ、…お前って人生2周目?」
俺がカノジョにとある質問を問いかけると、カノジョは少しの沈黙の後、話を続けた。
「……私、本当はね?この体は前の私じゃない、別の人物のなの。だから記憶なんて無いはずなんだけどね。」
何であるのかなぁ、と苦笑いのような笑みを浮かべながらそうカノジョは言った。
_______________________
毎朝小説を読むたびにこの話の続きを作りたくなる。
意外と昨日のやつが伸びててビックリしました。
本当にありがとうございます。
また会えたら。
遠距離中の彼女が、受験シーズンに入って、連絡が上手く取れなくなってしまった時期だったな。
何も通知に来てない所に、1つのメールが届いた。
[お前の彼女、交通事故で亡くなったってよ。]
本当は、嘘だと思い込みたかった。
これは現実なんかじゃないって。
でも、これは現実に起こってしまったことだった。
「幸せにしてあげたかったなぁ…」
俺の大好きな人だった。
だけど俺は、俺の勝手な都合だけで彼女を振り回してた。
ずっと悲しみに暮れてた日々、そんな時にとある転校生が来た。
「(そういえば、彼女は俺の学校に来たがってたなぁ…。それも懐かしいや。)ぇ…」
…いや、絶対に違う。
美しい髪の毛、腰ぐらいまであるだろう。
そして、美しい顔。小柄だが、白くて細い体。
"彼女"な訳無いよな…。
見た目も声もそっくりだけど、流石に輪廻転生とかあり得るわけ無いしな、うん多分違う…。
「…ゆーくん。」
そう呼ばれると俺の頭には彼女の姿がよぎる。
「お前は…」
「お久しぶりだね、ゆーくん。覚えてる?私の事、…覚えてなかったら悲しいけど。」
_______________________
変なところで区切って申し訳ございません。
今日の話は今日学校の授業中に思いついた話です。
まぁあの、出来たら連載とかしてみたいなーって思ってたり思ってなかったり。
近くにいるけど。
一目惚れで、ずっと好きだった人と付き合えた。
本当に夢なのかとずっと思うぐらい幸せ。
だけど、けどさ、やっぱり今も、。
近くにいるはずなのに遠くにいる感じがするんだ。
愛してくれてるのに、何だか寂しくなっちゃうんだ、、。
悪魔なんて、身近にいるんだからね?
(人間不信になる可能性があるかもしれないから、見るのなら自己責任で。)
「痛ッ…カッターで指切っちゃったぁ…、痛てて…」
「嘘!?大丈夫!?」
実際に計画的に刃物があの子の指に触れるように仕向けたのはあの子なのに。
「おねーさん、自殺するなら、俺と少しだけ一緒に暮らさない?いやさ、泊まる所無くてさ、笑」
「えあ、…良いよ。1日だけね。」
殺人目的だけで死のうとしてる酔っ払いを見つけて、近付こうとしてるだけなのに。
「苦しいのかい…?…、僕が君を救ってあげる。」
「えっ…」
本当はただ洗脳をしようとしてるだけなのに。
「この世に本当の正、何てものは無い。全てはその者の捉え方によって変えられるのさ。」
君は違くても、僕はそう思う。
結局、皆悪魔で皆天使なんだよ。