また会えたら。(前回の続き)
改めて、放課後に"カノジョ"と話すことになった。
「お久しぶりだね。どう?彼女でも出来た?笑」
やっぱりカノジョは相変わらずだ。
付き合ってたときも同じ質問をしてきてたな。
俺が他の学校で好きな人でも出来たんじゃないかとか沢山聞いてきていたのを覚えてる。
そう言って、カノジョは俺の隣の席に座った。
「…出来るわけ無いだろ。」
俺は隣でニコニコしながら聞いてきたのに対して冷めた返答をした。
「そっか、笑…でも、良かったぁ。私さ?ずっと、忘れられてたのかと思ってたから安心したよ。」
「…あのさ、…お前って人生2周目?」
俺がカノジョにとある質問を問いかけると、カノジョは少しの沈黙の後、話を続けた。
「……私、本当はね?この体は前の私じゃない、別の人物のなの。だから記憶なんて無いはずなんだけどね。」
何であるのかなぁ、と苦笑いのような笑みを浮かべながらそうカノジョは言った。
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毎朝小説を読むたびにこの話の続きを作りたくなる。
意外と昨日のやつが伸びててビックリしました。
本当にありがとうございます。
4/23/2024, 2:35:23 PM