家はもう、うんざりだね
でもね、自転車に乗って何処かへ行くのがとても楽しいの
自然に囲まれてるから、更に楽しい
周りの目は少し気にしちゃうけど、
楽しいからいいや
自転車に乗って
「...あれ?」
起きてみれば白い病室
日が差す窓
複数とは言えないけど人とベッド
多分、
また失敗したんだな
私は死にたがり屋
やっと自殺出来ると思って屋上に行った
「飛び降りても死ぬとは限らない」
そのことは知ってる
でも耐えるの限界だもの
さっさと楽になりたい
ほら、心も悲鳴をあげてるの
その悲鳴は
きっと「早く死にたい、早く楽になりたい」のはず
きっと「まだ生きてたい、生きたい」なんて思ってないはず
そう思って飛んでみた
飛んでみたら、
白い病室
白いベッド
「はぁ...」
いい加減、死なせてよ
辛いんだって
ストレスで、比べられたり
努力しても報われなかった
気分が急低下する自分
その時、病室のドアが空いた
「?!」
あーあ、また呆れるんでしょ
お母さん
そう思っていると、勢いよく抱きしめてきたお母さん
「...ごめんね、分かってあげれなくて、」
「𓏸𓏸が書いてたノート、見たよ、...」
「は、?見ないでって言ったじゃん!!」
「..ごめん、でも、」
「ッるっさい!」
「....ノートを見て分かったの、」
「どうせ、私の気持ちも分からないくせに、ノート見る必要ないよ、」
「ごめん、辛かったんだよね、ごめん」
ごめんごめんと言いながら泣いてるお母さん
やめてよ、こっちも泣きそうになるじゃん
病室
最近、精神的にきつくて、だるくて、全く部活に行けてない私に
神様が舞い降りてきて、こう言った
『自分のペースで行こうや、大丈夫』
『きっと𓏸𓏸なら行けるから』
『周りの目が怖くて、キツいこと想像してるようだけど、そのままで大丈夫』
『ゆっくり休みな、まじで
あと、はよねーよ?
君ね、寝不足から色々ときてるの分かってるよね?
偏頭痛もだし、集中力が切れるのもさ、隈もやばいし、少しは自分の体調を考えないと! ペラペラ ペラペラペチャクチャ 』
「(神様ってこんなに考えてくれてるんだ、すげ、)」
『ペチャクチャペラペラ と・に・か・く!マイペースでいいから、顔色とかとりあえず変えなさい!ネガティブに考えるな!ポジティブに、ポジティブに!わかった?!』
「あ、ハイ
アシタ、ブカツイキヤス」
『!ほんとに大丈夫なんでしょうね?体調完全に整えてから行きなさいよ?』
「はい」
『じゃ、私もう帰るわ』
「あ、うん(どっから帰るん?)」
どっか行った、、
あれ?普通に玄関から帰ったわ()
今一番欲しいもの
今一番欲しいものはカメラです
理由は
空がとても綺麗だから
一秒一秒を色ありの思い出に残しておきたいから
1年後は、幼稚園児
1年後は、保育園児
1年後は、入学して、小学1年生
1年後は、小学2年生
1年後は、小学3年生
1年後は、小学4年生
1年後は、小学5年生
「次で、小学校生活終わり!!修学旅行とかあるね」
1年後は、小学6年生を、卒業して
「運動会最高だった!優勝!」
「中学校生活楽しみ!でも不安あり...」
1年後は、入学して、中学1年生
「制服か、なんかめんど」
「初めての中間テスト、、上手くいけばいいけど」
1年後は、中学2年生
「高校どうしようかな~」
1年後は、中学3年生を、卒業して
「高校入試、、果たして結果は?!.....合格!!」
1年後は―
次へ次へ、時間は過ぎていく
時間を大切に―
日々を大切に―
『1年後』