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「...あれ?」

起きてみれば白い病室

日が差す窓

複数とは言えないけど人とベッド



多分、



また失敗したんだな



私は死にたがり屋

やっと自殺出来ると思って屋上に行った

「飛び降りても死ぬとは限らない」

そのことは知ってる

でも耐えるの限界だもの

さっさと楽になりたい

ほら、心も悲鳴をあげてるの

その悲鳴は

きっと「早く死にたい、早く楽になりたい」のはず

きっと「まだ生きてたい、生きたい」なんて思ってないはず

そう思って飛んでみた

飛んでみたら、

白い病室

白いベッド


「はぁ...」


いい加減、死なせてよ

辛いんだって

ストレスで、比べられたり

努力しても報われなかった

気分が急低下する自分

その時、病室のドアが空いた

「?!」

あーあ、また呆れるんでしょ

お母さん

そう思っていると、勢いよく抱きしめてきたお母さん

「...ごめんね、分かってあげれなくて、」

「𓏸𓏸が書いてたノート、見たよ、...」

「は、?見ないでって言ったじゃん!!」

「..ごめん、でも、」

「ッるっさい!」

「....ノートを見て分かったの、」

「どうせ、私の気持ちも分からないくせに、ノート見る必要ないよ、」

「ごめん、辛かったんだよね、ごめん」

ごめんごめんと言いながら泣いてるお母さん

やめてよ、こっちも泣きそうになるじゃん



病室

8/2/2024, 12:38:27 PM