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7/19/2024, 3:03:06 AM

【書く練習】 
[君と僕の散歩道:7いたずら]
 
 家に帰るといつもと違うことに気がついた
 
 スリッパに噛み後がある
 いつもはこんなことないのに
 叱ろうかと思ったが現行犯ではないので意味はないか
 ため息をついて部屋にはいると、部屋一面にティッシュが散乱していた
 鉢植えが倒され土が散らばっている
 フードをいれるボックスが噛られてヒビが入っていた
 
 とにかくひどい状態だった
 
 見回しても君の姿は見当たらない
 叱られるのが怖くて隠れているのか
 
 なぜ?今までこんなことはなかったのに
 ストレスがたまっていたのか?
 散歩の時間が少なかった?
 スキンシップが足りなかった?
 
 混乱しながらキッチンに回った
 そこには君と、割れたカップがあった
 贈り物の大切なカップだった
 
 一瞬頭に血がのぼり、僕は強く叱ってしまった
 君は体をびくりと震わせた
 耳を伏せ上目使いに僕を見上げている
 
 僕は大きく深呼吸をして部屋を片付け始めた
 でも、この時僕はもっと君の異変に気を配るべきだった
 どうしてこんなことをしたのか、もっと考えるべきだった
 
 後に僕は後悔する
 
 君のサインを見逃してしまった
 

7/17/2024, 2:30:08 PM

【書く練習】 
[君と僕の散歩道:6社交性]
 
 君にたくさんの仲間と会わせたくてドッグランへ来た
 
 君は孤高の存在だ、僕と少し似ている
 君は周りには馴染むことはなく
 皆から少し離れたところに仁王立ちしている
 
 君のことを知りたくて周りには集まってきた彼らに
 目も合わさずに距離を取る
 それでも距離を詰めようとする彼らには軽く威嚇をする
 
 でも僕は知っている
 君は恥ずかしがりやなんだよね
 始めましての子にはいつも緊張してるだけなんだ
 その証拠に、いつもの散歩で出会うトイプーのマロンちゃんとは大の仲良しだ
 尻尾の振り幅全開だし唸りもしない
 
 君は大勢と仲良くなりたい訳じゃない
 友人も少数精鋭なだけ
 僕は君に選ばれた友人であることを誇りに思うよ
 
 軽い足取りで戻ってきた君を労おうと頭を撫でた
 とたんに君は唸り声をあげて牙をみせる
 
 友よ、それはあんまりだ…
 

7/16/2024, 10:57:31 AM

【書く練習】
[君と僕の散歩道:5水遊び]
 
 猛暑から逃れるために近所の川にきた
 
 君は川が大好きだ
 シャンプーは大嫌いなのに不思議だ

 君はザブンザブンと飛沫をあげて川へ入っていく
 中頃まで行くと、犬かきでスイスイと泳いでいく
 とても気持ち良さそうでこちらが羨ましくなるほどだ
  
 そんな君を川岸から見ると僕も涼しい気持ちになる
 岸から上がって来た君は2回りくらい小柄になっていた
 
 すっかり別犬だ、笑いたいのを必死でこらえる
 そろそろ帰ろうか
 濡れた体を拭くためにタオルを取って振り返ったとたん…
 
 君は盛大にドリルを放った
 僕は目を閉じ暫し固まる
 大きく深呼吸をして心を静めた
 
 君はそんなことは知らんと言いたげな顔をしている
 ふん、そんな顔をしていられるのも今のうちだ
 家に帰ったらシャンプーがまってるのだから
 隅から隅までしっかり洗ってやるからなっ
 

7/15/2024, 10:10:29 AM

【書く練習】
[君と僕の散歩道:4永遠の謎]
 
 季節の変わり目になると毎日のブラッシングが欠かせなくなる
 これでもかと言うほど抜けた毛はこちらが心配になるほどだ
 
 しかしながら、おかしなことに
 翌日になると、同じだけの毛が抜ける
 
 この謎現象は年に2回あるわけだが
 未だに謎は解明されなかった
 
 この毛をなにかに利用できないかと考えた
 等身大の君を作れないだろうか
 君は何て言うかな?
 
 バカな飼い主だと鼻で笑うかな
 ふん、笑うが良い
 僕は夢のために今日もせっせとブラッシングに精を出す
 
 数年後、僕の夢は実を結び、無惨に喰い散らかされる
 それはまた別の話
 

7/14/2024, 10:38:22 AM

【書く練習】
[君と僕の散歩道:3散歩について]
 
 散歩は朝夕の2回
 君は散歩が大好きだ
 雨だろうが強風だろうが雪だろうが毎日行く
 
 初めての散歩に君は驚きっぱなしであちこち匂いを嗅いだり
 興味があるほうへ、あっちにふらふら、こっちにふらふら…
 今ではまっすぐ前をみて、何かを目指すかのような鋭い眼差しで風を切って進む

 だけど、急に、本当に何の前触れもなく君は動かなくなった
 リードを引いてもテコでも動かない
 
 ほめたり拗ねたり怒ったり何をいっても動かない
 こんな時は諦めてひたすら待つ
 君が動くまでいつまででも待つよ
 その間は僕の話を聞いてよ
 君の好きなところいっぱい話すから
 
 しばらくすると、君は僕の話に飽きたのか、ぐーっと伸びをして体をぶるんと震わせた
  
 そして、何事もなかったかのように歩き出した
 そして、遅いぞと言わんばかりに振り返る
 
 僕は口を開けて何か言おうとしたが、口がパクパクとするだけで何も言えなかった
 仕方なく立ち上がり、黙って君の後を追った
 

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