溢れ出す言葉

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12/6/2023, 6:01:45 AM

すべてを失ったのか、何故こんなにも涙が止まらないんだ。
辛いのは分かってる なんで悲しいのかも大体は分かってるんだ。
それなのに、動き出そうとしないのが分からないんだ。
十分、十分にわかったことを
俺はまた繰り返す。
どうしようもなく哀れで助けようの無い
また失敗している。そんな俺のことを君は嘘つきという。
何も騙すつもりはない、無法地帯に取り残されただけなんだ。
心のケア?コントロール?
そんなもの捨てたんだって。

君のために、権利を与える。
暗闇に浸って隠れてる俺を咎める権利だ。
動けも歩けもしない、フラフラと倒れる俺を刺してもいいよ。
もうじき目が見えなくなる、足ももげる。心もなくなる。
過去ばかり呪って。

そうやって人に命を削ってきた、信じてもらうために
成長なんて誰が許してくれるだろうか。
誰もが失敗を恐れる。嫌う。
エレベーターのようにいかないってのに誰もが嫌う。
牢屋に入れてしまう。
誰かがやってるパーティに、家族の群れに、温かい空間に
嫌味を言うんだ。どこへ行く宛もなく。
なぜかなんて聞かないで、このまま逃げたいだけなんだから。
何百回と自分の傷だとか、不平とか、人からの自分の姿だとかを
愛しては叩いて刻んできたんだ。
こんな甘えた俺が嫌いだよ、
そう言ってる内に夜が明けてきて、何となく少しずつ傷が癒えてきて。
多分ね。
きれいなものになろうだなんて思ってない、ただ、今からは
嫌うんだ、人からの批判も聞き入れて、壊れるまで死ぬまで叩きつけるんだ。

美しいという君たちが分からない。俺の姿を若さだと笑う奴らも分からない。
こんなに辛いんだ、どうしろって言うんだ?
寒さも痛さも、もう分かってるんだ、感じてるんだ。
何もかも分かってるんだ。
世界が滅びるだとか、不幸や闇なんかが全て今は、味方なようだ。
何が正解かも知らない、今は叫ぶことしかできない。
だから、不平も悪口も今なら良いんだ。
感動なんてなくていい、諦めて這いつくばる俺のことを踏んだって
後悔ばかりでどうしようもなくたって、死ぬべきだったって、
立ち上がれなくても、文句を言えよ。
文句を。
太陽が出てきたようだ。

11/20/2023, 11:49:04 AM

くちもいらない しゃべらなくても かんじられられたならそれでいい
ことばなんてそうおおくなくてもいい
だれかがじぶんのことばにわらってくれなくてもいい ただ、かぜをさわって だれかの
たのしむすがたをみていたい
だれもどりょくしない、そんなのはつまらないから
すこしずつでも こんなわたしでも すこしだけでも たまにはがんばれたら
うれしい はずかしい ここちがいい
るい あーむすとろんぐ の ばらいろのじんせい をききながらあさく、めをあけて 
しらないせかいのことをかんがえたり、いまふってるあめをながめたり
くちにもだせないようなことを うたにのせて はきだしたり
それがじんせいのすばらしさだと 思う
これがだれかのなにかにならなくていい
ただ、ただ、いまここにあるきもちとからだが まんぞくするまで
それをかんじるだけ
あのきょくの おなかをやさしくなでてくれるかんじがすきなの
くだらないあしたも どうしようもなくはやいじかんも
それをきくためにすぎるなら、 いいな
あさ、はっぱのにおいと まざりあった、水のにおいを 
なんびょうたったって そこにありかわらずゆれてくれる、それに
かんどうをした。
ああ、あのこにあいたい。くるしめられたならやさしくしてあげたい 
ああ、いますぐでてゆきたい。ただ今朝のあのばしょへ、ゆるされたわたしのいばしょへ
と。
ああ、いますぐに あれがしたい、ねむりたい、見たい、かぎたい、撫でたい、
愛をいいたい、でかけたい、ひきこもっていたい、すべてを楽しみたい。
あの、かれらの笑いがつくりだしたおきにいりのあるばむのひょうしのように。
つちにしにたい。

11/15/2023, 1:34:49 PM

子猫の仲間はたくさんいるよ。
この世界で、迷って途方もなく泣きただれてる子達は全員
私の仲間だよ。 
赤毛の子もいれば、毛のない子もいるし、傷だらけの子なんてたくさんいる、 
そんな感じ。
涙を流したあとに臭う匂いなら私の専門分野だから、
いつでも来ていいよ。
正義を謳うのも結構だけど、正義ってものすら知らないねじれた形の子達が
今日も、一人で眠っているから。
正解が分からなければ、直し方もわからない、勇気なんてなかなか出てこなくて、
欲も無くなって、壁にひっつきながら歩いてる。
自分の質量すら認識してないから、どの道なのかも分からないから。
 膝の上で眠りなよ。
 いつまででもそこにいるから。
 そんなこと望んで無いんだよね、迷惑なことだってことも、不可能だってことも、
 全部分かってるんだよね。
 それでもずっと続く今だけを愛して、抱きしめて欲しいんだよね。
 泣き出して自分の無能さを嘆いて、つかの間の温かさに身勝手にしがみつきたいんだよ
 ね。
 自分で自分を許すことができて、体を支えられるようになった46分後に、弱いままの自
 分で戦う意志ができたときに、やっと私に、片方の口角をあげられるんだよね。
 それだけパズルのピースが少ないのに、生だなんて大きなものを抱えさせられた、
私たち。
子猫の足取りを笑う人たちもいるけど、死の縁に立ってるよ。
今もこの瞬間。眠らせてよ。

11/11/2023, 9:55:48 AM

 冷たい季節になって勘付いていたけど、
なんか違うね、最近私は無垢じゃない。
なにか起きやすい季節だって、ほんとはそこにいるかもだって。
全部だいたい予想ついてるのに、わざと知らんぷりしてた。
今日も急に来たじゃない?急に脅かす君、私になにか言いたいんでしょ?
でも、もうやめてほしいのに、終わらない。
まだ始まったばかりの季節…。

 揺れる揺れる君の姿見えない見えない君の姿早くここに現れてくれたらいいのに。
 秋なんて名前じゃない不気味な名前、それを呼んでまた足を踏み入れる。
 今はもう入ってる。
死んでるならそれでもいいし、神様なら文句言いたいし、色々あるけど
やっぱり気になるな。
 なんで今日あの時間あの秒に消したの?
 もし何か言いたかったなら、その後、姿を現しても良かったじゃん。
 怖がりなの?
 なんで?
 なんで?
 なんで?

10/21/2023, 3:34:54 PM

声が枯れました。今日の行事で。
たくさん緊張したし、たくさん怖かったし、
色々とトラブルがあったけど、なんとか終えた。
声が枯れ枯れになって、口から水分がなくなってしまったけど、
どこが唇で歯なのか分からなくなったけど、
喋り続けたよ。
いろんなことを考えていたよ。
不出来な自分がこんなことしていていいのか、とか、
自信を持つにはどうしたらいいとか、
人の目が怖いとか、結果が怖いとか、
人を傷つけたとか、
人生詰んでるし、関わってくれている人を落胆させたな、とか。
いろんなことがあって、いろんなことがあった。
今日だけじゃない。
本当は今も息していていいのか分からないくらい、だめな人間だと思ってる。
仕方ない、そのこと全て一旦置いといて、一旦忘れて、
次のために計画を立ててみよう。そして、落ち着いて行動しよう。
って言ってくれるけどさ、どれだけの人間がそんなに優しくしてくれるんだろうか。
正直言って、全部自分の責任だし、自分のことなんだから、
ってことは分かってるけど、やっぱりこの身一つで困難や、叱りや否定、怒りに立ち向かうのは、ロボットじゃないし怖いんだよ。
毎日死んだ顔してしまう。
確かにそうなって当然なのかもしれない。
でも、そのせいでもっと自分が堕ちていくのは知ってるじゃない?
だから、まだ頭も心もごちゃごちゃしてるけど、やれることをしなくちゃ。
そして、落ち着かなきゃ。
怖いね、怖い。

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