霧夜

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9/15/2023, 12:40:51 PM

悲しい時、辛い時

必ずと言っていい程、あいつからメッセージがする

と、言っても。

その送られてくる文章の内容は、いつも同じ。

素っ気なくて、ただ一言だけしか書いてない

けれどそのメッセージは、

俺を暗い暗い沼の底から引っ張りあげてくれる

救いの手だった


#君からのLINE
59作目

9/14/2023, 12:48:03 PM

命が燃え尽きるまで

出来るだけ長く、ずっと一緒にいて欲しい。

前までは、この世界に未練なんてなかったし

あれやりたい、これやりたいなんて思えることなんてなかったけれど

お前と出会ってからは、これからの時間を一緒に過ごせない事が

悔しくて...悲しかったから

だから、だから、

最後の最後に未練が残らないように。

...只々、お前と過ごす時間を

一分でも、一秒でも

長くしたい

#命が燃え尽きるまで
58作目


9/13/2023, 11:54:38 AM

夜明けって、なんだろう

紺色の空が、色ずき変わって、日が昇る事だろうか...?

...僕の人生は、夜明けが何回も来ているようで、実は一回も来ていないのかもしれない。

外は明るく煌めくけれど、

俺の心は、闇に包まれたままで、ずっと真夜中の中だ。

嗚呼、何時になったら、俺の夜明けは来るのだろうか----?

#夜明け
57作目

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気が向いたら、これに続きが追加されるかもです♪

9/12/2023, 11:40:54 AM

太陽の下で輝き靡く空色の髪、煌めくアイスブルーの瞳。

しなやかで、綺麗な曲線を描くその身体。

いつも、あいつの姿を、どこか目で追っていた。

今日も窓越しに、あいつを眺める。

『今日も、綺麗だな...』

その時、あいつがこちらの視線に気付き、ふわりと優しく微笑んだ。


『...あぁ、これが...』

その瞬間...俺は、あいつへの思いを自覚したんだ。



#本気の恋
56作目

9/11/2023, 12:22:05 PM

壁に飾られた、一冊のカレンダー。

予定の欄は何も書かれておらず、元々書かれていた数字だけが記されているだけだった。

その理由は、至って単純。

書く程楽しみな予定がなくて、わざわざ書くこと自体も面倒臭いと感じていたからだ。

それなら別に飾らなくても良いはずなのに。

何故か、飾ったその日からそのカレンダーを外したことが無かった。

本当に、ただ、何となく壁に飾られている状態。


けれど、それが今ではどうだろう。

...今と言うか、あいつと出会ってからは、であるが。

予定欄には様々な文字が書き込まれていて、なんの変哲もなかったカレンダーも数種類の色で塗られていた。

面倒臭いと思っていた記入作業も、今では楽しみの一つとなっている。

予定を書いている時、カレンダーが目に入った時。

あいつと出掛けられる。

あいつと話せる。

あいつと会える。

それが目に見えて分かるだけで、楽しくて、嬉しい気持ちになて、

自然と頬が緩んでしまう。


何となく飾っていた、一冊のカレンダー。
それが今では、あいつとの思い出が書かれた、大切なものになっていた。


カレンダーに俺が予定を書く時、それはあいつと過ごせる時間がまた増えること。
さて、次はどんな予定を書くことになるのだろうか...?♪

#カレンダー
55作目

追記
皆様、お陰様でもっと読みたいの数が500を突破致しました!
本当にありがとうございました!!!
これからもグダグダと書いていきますので、良ければ見ていただけると嬉しいです✨


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