1/12/2025, 6:54:54 PM
小説
迅嵐
夢を見た。
おれとお前は戦場の中にいて。
夢の中のおれはお前に背中を預けていて。
お前は自分の部隊を持ってるから、おれの背中だけを守ってくれるはずないのに。
おれと同じような広さの背中を、こちらに向けて。
お前は一言、
「死ぬなよ、迅」
おれは一言
「お前もな、嵐山」
戦うことが、ただ楽しい。
おれたちは舞った。只々楽しさだけを追い求めて。
あの夢のつづきを、おれは知らない。
1/12/2025, 4:10:16 AM
手を繋いだ彼がそっと呟く。
「あたたかいね」
私は一言。
「ほんとね」
苦手な冬が少しだけ好きになった一日。
1/11/2025, 11:14:11 AM
未来への鍵
迅さんからしたらオッサムの事なのかね。死なないでよ覚悟ガンギマリオッサム
1/8/2025, 10:16:44 AM
Ring Ring…
書けないってば!だって英語の評価2だもん!!
1/7/2025, 1:10:21 PM
小説
迅嵐
「今、何て?」
追い風が俺の背を少しだけ押す。目の前には、顔をリンゴのように真っ赤に染めた迅。右手で顔を覆っているが、隠しきれていない羞恥に染まった瞳をこちらに向けている。
「…今日くらい聞き逃せよ」
彼の口からは風でかき消されてしまいそうな程小さな声が漏れ出た。
未だに追い風が俺の背中を押している。
今だ、行けと。
「…いいや、聞き逃さない。答え合わせをさせてくれ」
俺は迅の目の前に立つ。友人の距離を超えて、けれども恋人の距離よりも離れて。
「お前…俺の事、好きなのか?」
一際大きな風が吹く。答えは俺にしか聞こえなかった。