静寂。
砂時計に砂が少しずつ溜まっていくように、私の気持ちは、意思は、だんだんと濃く、多くなっていった。
砂が溜まる音しか聞こえない、その空間ですら心地よいと思うのは何年振りだろう。
単刀直入に言おう。
「私は君が好きだ。」
2025.10.18.「砂時計の音」
ZAやばい。とりあえずあまり眼中に無かったガイくんがフランスの男だ(歓喜)。メロいぞこいつ。
あなたとなら。
「そんな人、もう現れて欲しくないな。」
少年は、広すぎる空に向かって、虫にしか聞こえないほど弱く小さな声で、そう呟いた。
大切にしてきた人が、ある日突然、いなくなる。
己を呼ぶ声も、抱きしめた時の暖かさも、周りに存在していた空気すらも、全てが初めから無かったみたいに。
信頼できない。
大好きなのに。
「ぼくに関わらないことが、君にとっての幸せなんだよ。」
2025.10.12.「どこまでも」
あなたとなら。
ハズビン2期楽しみすぎて勉強に手がつかない。
「わたし、桜を見て死にたいな。」
叶うはずのない願い事。
そんなことは分かっている。でも日本人である以上、自然を愛する者である以上、桜を見て人生を終えたいのだ。
わたしは、もう余命4ヶ月半だそうだ。
夏が終わりかけの頃から少しして、感じていた違和感。それが最終的に今のような状態になるまで蓄積されていた。
正直生きるのは苦では無かった。
日々窓の外から見える景色はやはり心を揺さぶる美しさを持っていた。呼吸が深くゆっくりなので、普段目を向けないところも観察できることは素直に楽しい。最期までこうしていたいとさえ思う。
「……アンタ春までギリギリ生きられないんですよ?」
「知ってるよ。」
「無理難題を押し付けないでください。」
「無理かなぁ。」
「……はあ〜〜。分かりましたよ、桜ですね。」
「えっ。君ってこういうの興味ないと思ってた。」
「あと4ヶ月半で声も聞けなくなるし体温も感じることができなくなるんですよ。さすがの俺もそういう配慮できますから。」
「ふふ、意外と可愛いとこあんじゃん。」
「うるさい。」
秋の桜の花束を渡した。
コスモス。秋の桜。花言葉「調和」「謙虚」「乙女の真心」。
あなたにぴったりだ。
一輪だけ黒い秋桜を背中に隠して、病室へ入る。
「……死んでんのか生きてんのか、相変わらず分かんねーな。」
誰もいない、という静寂に耐えきれず、独り言が漏れる。
黒い秋桜を背中に隠さなくても良いことに安堵し、一度深呼吸した。
「この"桜"は特別ですからね。」
「ちゃんと、持っておいてください。」
静かにコスモスをその手に持たせる。
秋になって肌寒くなったからか、少し冷たくなった手を握って温めた。
2025.10.10.「一輪のコスモス」
黒い秋桜:「恋の思い出」「恋の終わり」「うつり変わらぬ気持ち」
「今日はカラスが静かだね」
先輩は耳が聴こえない。
だから、声ではなくLINE上の文字で会話をするしかない。
オレは馬鹿だから手話を覚えられなかった。漢字を覚えるのすら苦手だった。
今日はカラスが静かだね。その文字を心の中でもう一度唱えながら、オレは先輩に聞いた。
「何か機嫌を損ねることでも?」
「いいえ」
「カラスは賢いから良いね、犬と同じで」
「また当たり障りのないことを」
「んふふ」
「違うよ」
「賢い人が静かになる瞬間が一番怖い」
静かになる瞬間、というものを、先輩はどうやって、どこで、どんなふうに関知しているんだろうか。
無音の生活の中「静か」なんて言葉を使うのは、可笑しいと思った。
先輩が見ている景色や色を知りたい。
先輩が聞きたい声や音をあげたい。
先輩が感じたい世界や自分を守りたい。
オレは静寂の中心で先輩に言った。
「聴こえないから、どれだけ好きを言っても嫌いを言っても、『わからない』のが、ひどく辛いです」
2025.10.7.「静寂の中心で」
カラスバニキと会えるまであと約1週間ってことに気づいて今これ(てーれーてーててー※無限城落下BGM)
「この葉……有毒ガスやから気を付けろよ〜」
「すごい、そんなのわかるんですか?」
「炎が不自然に揺れたり消えたりする時は普通の空気やないんやで」
「へえ〜、知らなかった」
「……え?あんた何者です?」
「……ただの」
「筋モンでーす✌️」
2025.10.6.「燃える葉」
なんか急にカラスバニキが降りかかってきて。発売前やからなんでも予想し放題ですよねぇ楽しい。
有毒ガスが散乱してますがミアレは普通に治安悪いのでこんなこともアリエール。だろうという判断です。
まだ2週間くらいあるのバグですか?