「完璧な人間なんかいない。」
ってよく言うが、深いなと思う。よく考えられてるし、確かにそんな人今まで生きてきた中で一度も見たことがない。
というか完璧な人間ってなんだろうな。
運動ができる、勉強ができる、社交的で、友人が多くて、顔が良くて、性格も良い…とか?
じゃあ完璧じゃない人間の例を挙げよう。
俺が今まで関わってきた人たちで、「こいつおもしれぇな」と思った人間をピックアップしてみる。
1.勉強できるし運動できるし顔も強い。
→ただし言葉遣いが気になる。
2.ギャグセンスが光っていて話が面白い。
→ただしアホや天然が炸裂し学校問題になる。
3.教養があって人を馬鹿にしたりしない聖人。
→ただし友人が少なく運動もそこそこ。
でも見る目を変えたらこうなる。
1.言葉遣いが荒いのがこいつって感じ。
2.ヤバい奴だけどいつも笑わせてくれる。
3.細く深い友人関係でスポーツで遊んでも楽しい。
見る目だてのは人それぞれだし、どんなにいい人でも必ず「ちょっと嫌だな」と思うところはある。
誰しもが不完全な人間だが、誰かが思うその人の評価を詰めれば、完璧にも見えちまうんじゃねぇかな。
俺は不完全なままでいたいけど。
完璧なんか求めたって、かえって自分が辛くなるだけだし。
#2024.8.31.「不完全な僕」
ちょっとsgr目線で考えてしまうな。pkmnの内容。
主人公に嘘つかれて、勝負でボロ負けして、さらに自分の姉は最初は敵対していたのに意気投合して、しかも主人公はチャンピオンクラスの強さがあるし。
こりゃあ確かにそうなるよなと思う。
何が正解だったのかとか考えてもどの道が正解だったか決めるのはこちら側ではないから、あの道が正解だったと思う。
ちゃんと友達になれたならそれでいいじゃないか。
まだ気に入ってんの?
そんなキツい香水つけないでよ。
息できねーわ。
…笑いに来たってか。
そうとしか思えないし。
つーかいいなあ、その傘。
「……笑いに来たんじゃない、俺は。
慰めに来たんだよ。」
はあ?
あっは、急に何を言い出すかと思ったらそれ?
やっぱ冷めるわーそれ。
「俺は……間違ったことをしたと思わないし、他人から見れば俺は間違ったことをしたと思う。けどさ。
お前はどう考えても、正しいことをした。」
あーあーうるせー。
そんな言葉求めてねんですわ。
こんなのでも救けたいか?
嘘だろ冗談じゃねー。
救けてくれるってんならお前以外で頼むわ。
そんくらい大嫌いだぜお前のこと。
「そう言われてもおかしくないことをした。
この傘を持つのはお前の方が相応しいのにな。」
じゃあ早く傘くれよ。
#2024.8.31.「言葉はいらない、ただ・・・」「香水」
ヒーローの偽善、ヴィランの偽善。
汚水藻野の話。
この前スーツ着てて超絶クールイケメンな高身長お兄さんがいたんですけど、香りすらも超絶クールイケメンな高身長お兄さんでびっくりしました。
しかもそのお兄さんと遭遇したのがごく普通のショッピングモールでした。これがギャップか。
多分あれ芸能人だったんじゃねーかな…ってくらい。顔が強すぎてすぐ逸らしちゃったの後悔。
あら、来たの。
珍しいねぇ、今日無理そうだったのに。
ふふ。
あ、おゆうはん食べてく?全然いいよぉ。捨てられるよりマシでしょ。
ほら、入って入って。
はぁい、ここ座って、寝転がってもいいからね。
そうそう、お菓子もあるけど、何が好き?
じゃあとりあえず全部持ってくるね。
どぉ?おいしい?
よかったぁ、気に入ったんだね。
えぇ、もう帰っちゃうの?
ちょっと寂しいけど、ここに長居するのも良くないし、確かにそうだね。
元気でねぇ。
またおいで。
#2024.8.28.「突然の君の訪問」
家に来たのがツチノコでした。
いや、突然すぎるだろ。
ああもう今週で学生たちの天国アルティメットハイパーウルトラミラクルスーパーバケーションが終わってしまう…………!!!!!!!!!
んぬおおおおおおテストおおおおお
一日目三教科で二日目五教科って終わってる!!!
土の子になりたあああい
「…まだいるんだね」
「うん。だって姉ちゃんとしか話せないし!」
「…うん。そうだね」
土砂降りの中傘をさしながらコンビニの裏でスマホをいじるフリをして、私は"弟"と話す。
もうこの世の酸素を吸えなくなった弟に。
「姉ちゃん、何見てるの?」
「何にも見てない。強いていえば、このスマホに映った自分の顔?」
「どんな顔してるの?」
「うーんとね、とっても悲しそうだよ」
側から見れば私が独り言を延々と呟いているようにしか見えないだろう。
それでも、弟と会える雨の日は、
雨に紛れて消えていく。
誰にも聞かれない私だけの、
#2024.8.27.「雨に佇む」
創作