汚水藻野

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8/28/2024, 1:36:41 PM

 あら、来たの。
 珍しいねぇ、今日無理そうだったのに。
 ふふ。

 あ、おゆうはん食べてく?全然いいよぉ。捨てられるよりマシでしょ。
 ほら、入って入って。

 はぁい、ここ座って、寝転がってもいいからね。

 そうそう、お菓子もあるけど、何が好き?
 じゃあとりあえず全部持ってくるね。


 どぉ?おいしい?
 よかったぁ、気に入ったんだね。

 えぇ、もう帰っちゃうの?
 ちょっと寂しいけど、ここに長居するのも良くないし、確かにそうだね。
 元気でねぇ。
 またおいで。

#2024.8.28.「突然の君の訪問」

 家に来たのがツチノコでした。
 いや、突然すぎるだろ。

 ああもう今週で学生たちの天国アルティメットハイパーウルトラミラクルスーパーバケーションが終わってしまう…………!!!!!!!!!
 んぬおおおおおおテストおおおおお
 一日目三教科で二日目五教科って終わってる!!!
 土の子になりたあああい

8/27/2024, 1:59:14 PM

 「…まだいるんだね」
 「うん。だって姉ちゃんとしか話せないし!」
 「…うん。そうだね」
 土砂降りの中傘をさしながらコンビニの裏でスマホをいじるフリをして、私は"弟"と話す。
 もうこの世の酸素を吸えなくなった弟に。

 「姉ちゃん、何見てるの?」
 「何にも見てない。強いていえば、このスマホに映った自分の顔?」
 「どんな顔してるの?」
 「うーんとね、とっても悲しそうだよ」
 側から見れば私が独り言を延々と呟いているようにしか見えないだろう。
 それでも、弟と会える雨の日は、

 雨に紛れて消えていく。

 誰にも聞かれない私だけの、

#2024.8.27.「雨に佇む」
 創作

8/26/2024, 11:32:31 AM

私の日記帳

8/25/2024, 12:59:40 PM

 「本音だ。ーー。」
 今まで彼と本気で向き合ったことなんかなかった、と思う。
 そもそも僕たちの関係は「ただの幼馴染」、それに向こうだって僕を引き剥がしたかったんだ。
 「ただの幼馴染」じゃなく、「天才」と「凡人」という関係になりたかったんだ。
 天才肌で、なんでもできる彼だから。出来損ないで、木偶の坊みたいな僕が、彼と同じ土俵に立とうとすることを許せなかったんだ。
 すごい、だとか、かっこいい、だとか、散々言われる彼には、そんな綺麗な言葉の羅列なんかよりも僕が邪魔だったんだ。
 気味悪がってそうしたんだと思った。
 許せないからこうしたんだと思った。
 "僕"だったからああしたんだと思った。

 彼だって、そうだったんだ。

 何回だって挑んで、負けて、それでも懲りずにやって来る。そんな僕の存在が、彼にとっての自分の弱さを知るきっかけになっていた。

 初めて彼から向き合ってくれた。
 ああ、僕は、僕たちは、今までどうしてこんなことに時間をかけてしまったんだ。


 「今までごめん。」



 今までやってきた数々のことを懺悔する。
 気づいたらやるせねぇクソみてぇな気分になった。
 テメェにとっては一度きりだ。
 聞き逃すなよ。

#2024.8.25.「やるせない気持ち」「向かい合わせ」
 hrak幼馴染。爆発さんにブロッコリーがいて、ブロッコリーに爆発さんがいてよかったと思う。そして。
 平和の象徴がブロッコリーと出逢ってよかった。
 大好きだ!!僕は本誌が終わったことを認めない!!認めたくない!!!!

 最近夢で、汚水のまみーが「テメェいい加減にしろもう5時半やぞ」って言われたんですね、驚き。
 「ホァッ」って言いながら目が覚めたんですけど(ガチ)、汚水のまみーにそれを話したら「え?なにそれ誰が言ったの?」って言うんですよ。あん?だからまみーじゃん、って言っても「てか5時半起きって今日何があんの」って返されました。
 起きたのは7時半です。惜しいな。

8/23/2024, 1:55:34 PM

 海が見たかった。
 人を愛してみたかった。

 自分みたいな奴にも、心はあるの。

 そう…………


 たとえ、自分のように小さな蟻でもね!!

 毎日毎日、仲間が「今日も人間に踏まれそうになった」って死にかけながら帰ってくる顔を見ている自分は、『人間は恐ろしいもの』だと思っていた。
 本当にやめて欲しい。
 今やこの世界の支配者は人間みたいな風潮がある。
 まあ認めざるを得ない、だって彼らは彼ら同士で質の高い意思疎通ができるんだから。
 彼らは自分たち蟻とは話せないし、なんなら犬とか猫とかしか話せない…と思う。
 『心』は誰にでもあって、時に傷が付くけど、時に愛で埋まる。
 そんな心が、蟻にもある。

 「俺最近海?行ったんだけどよ、青すぎてよ」
 これは、最近自分の友達の犬から聞いた話だ。
 海という場所、その存在を知ったのはこの話がきっかけだった。青い色をする『海』。
 どんな景色なのだろうか、と好奇心が芽生えた。
 「じゃあ、今度自分も連れてってよ。背中に乗せてもらえれば、自分も行けるんじゃない?」
 「おぉ、確かにな。今は長い時間主人といれるからな、日は近いと思うぜ。絶対ぇ行こうな!」
 「約束だよ」

 「てなわけで今度犬とデートしに行くので、この家は君に任せるから」
 「ええ……」
 「聞こえてるけど」
 「何も言っておりません。私めにお任せください。
何も心配することはございませんので、どうぞ楽しんでお過ごしください」

 「ありがと。
 ………蟻だけに」

 「女王様それは」

#2024.8.23.「海へ」
 蟻(女王)と犬(ダチ)と蟻(部下)。創作。
 なんか適当に書き出したらこうなりました。
 女王様は「ですわ!」口調じゃないです。

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