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3/16/2024, 5:02:21 AM

星が溢れる

壁にぶつかり悩んでいるとき、夜空を見るのが好きだった。
溢れる星を眺めながらこの星の光はどのような所から来たのか思いを馳せる。
夜空を眺めた後は決まって星座や 惑星の書籍を読んだ。
壮大なスケールにしばらくの間、悩みを忘れることができた。

悩みができたとき、今も僕は変わらず夜空を眺める。

3/14/2024, 10:58:42 PM

安らかな瞳

2年前、祖父が天寿を全うした。
とても悲しく寂しかったが、祖父の穏やか表情に幾許かの安堵を得た。祖父は安らかに逝けたと伝わったからだ。

僕の心の中の祖父はいつも優しい眼差しを僕に向けてくれている。
祖父のように優しく穏やかな人でありたいと願っている。

3/13/2024, 12:27:50 PM

ずっと隣で

夜中の23時、仕事から帰った僕はベッドに飛び込む。
深く沈んだベッドの傍らには息子が寝息を立てていた。

彼の頬を指でなでる。とても柔らかい。
息子の未来のためならば、どんな苦痛も厭わない。
僕の方が確実に先に逝く。そうであるべきだ。
ずっと隣にいることができないから、彼に残せるものを今頑張って作るのだ。

3/12/2024, 1:53:53 PM

もっと知りたい

学生時代は読書を全くしなかったのに、社会人になってから読書にどっぷりとハマるようになった。

知らないことを知る喜びにようやく出会うことができたからだ。
もっと早くこの喜びを知っていれば学生時代の成績も少しは良くなったのではないかと思う。

3/11/2024, 3:05:31 AM

愛と平和

小さい頃、愛と平和を守るスーパーヒーローになりたかった。
変身ベルトをつけて変身ポーズを取ったら本当に変身すると思っていた 無垢な時代があった。

世界の平和を守るスーパーヒーローにはなれなかったが、家族の日常を守る男にはなれた。

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