空を見上げて心に浮かんだこと…
宇宙から見た地球は
それはそれは綺麗だという
その綺麗の一部だということ
とてもとても嬉しい
終わりにしよう…
手を取り合ってっていうのが、前回のお題だ。
あれこれエピソードを巡らせていたら
手を取り合っての反対語は
!!
足を引っ張り合って
か?
(爆笑)
沼から抜け出せなくなった。
もう次のお題が来てしまったじゃないか。
この沼は皆さんにシェアして、終わりにしよう。
でも、せっかくなので、
終わりにしようで、ひとつエピソードを書こう。
はじめがあり、終わりがある。
私たち夫婦は、不妊治療を経験した。
多くの人の助けを得て、出産まで辿り着いた。
本当に言葉にできない感謝をしている。
治療は数年にわたった。
これで最後にしようと臨んだ人工授精で妊娠した。
不妊治療は永遠に続けられるものではない。
年齢的な問題も、もちろんあるが
高額な治療費をあてもなく払い続けるのは
お金のない夫婦にとって想像を絶する負担である。
きれいごとを言うつもりもない。
お金が尽きれば治療も終わらざるをえないのだ。
不妊治療については、その後、随分改善された。
今さらどうすることもできないが
あのときお金が続いたなら、もう一人産みたかった。
つらい気持ちは、いつか癒えるものだ。
不妊治療の当時を、誰かと話すことはないが
他人の赤ちゃんを見て辛かったり
まわりの人の何気ない言葉に傷ついたり
そんなことを思い出す。
私は不妊で悩む人の助けにはなれないけれど
せめて傷つける言葉を言わないようにしたいと思っている。
優越感、劣等感…
今の職場に就いて一週間、強烈な上司の下に居た。
美しく強気なナイスミドルの彼女は
事あるごとにMさん(30年ベテラン)と私を比べた。
私はどんどん疲弊していった。
一週間がたち、上司は私に言った。
「使えない。上履きとタイムカード持って帰りな」
私は何も考えられず、上履きとタイムカードを持って事務所に行った。
知らないうちに泣いていた。
劣等感というより、敗北感だった。
事あるごとに比べられたMさんは、
のらりくらりとほとんど仕事をしない人だった。
私は自分なりに一生懸命尽くした。
けれど及ばなかったのだ。
事務所で泣く私に、部長が違う部署を用意すると言ってくれた。
泣きながら私は、自分に足りないものを考えていた。
それから半年、資格をとるために
働きながらスクールに通った。
あれから六年。
今も同じ職場に居る。
ただ、あの女上司とは、一度も顔を合わせていない。
これまでずっと…
刑事もののドラマが好きでよく観る。
日常に起こらない謎解きをする。
犯人の心理など読み解くのが好きだ。
しかし、日常生活で防犯カメラの位置を
つい確認する自分に気づく。
ドラマの中の犯罪者に寄り添いすぎて
疑似犯罪者になっている。
で、またまた気づく。
白バイや警察官を異常に気にする自分…
日常の積み重ねってコワい。
街の明かり…
高校を卒業して就職した年に
先輩の車に乗せてもらったことがある。
夜の街は暗かった。
「目を開けるなよ」と言われ
車がどこかに停まるまで
私は目を閉じていた。
「いいよ」の合図で目を開けると
そこは山の上
眼下には無数の光の粒。
とてもとても綺麗だった。
何万ドルの夜景か
それよりも私を喜ばせようとした先輩の気持ちが嬉しかった。
その日から七年が過ぎて私は結婚した。
あの日に先輩が見せてくれた光の粒のひとつに
私は今住んでいる。
私の明かりは、誰かの心を震わせることがあるだろうか。