Open App
1/26/2025, 1:16:43 PM

「わぁ!」


わぁ、今日も可愛いね。
いつも君は、どうしてそんなに可愛いんだろう?って、不思議に思う位、可愛いよね?

きっと、それは彼のおかげなんだよね。
彼と居る時の君は、いつも以上に輝いてて、可愛くて。
そのクセ、ちょっとドキッとする位に色っぽい瞬間もある。
いつの間にか、大人になって、それが嬉しくも淋しくもある。

いつもの事なのに、僕は君を見る度に驚かされて、感心させられて。

それは僕の存在なんか全く関係なくて、あくまでも彼のおかげで、彼の為で。
でも、それでいい。
君が幸せで、笑って、輝いて居られるなら。
そんな君を、陰からでも見守る事が出来るなら。

って言うか、早くに逝ってしまった僕には、可愛い我が子を、こうやって陰ながら見守る事しか出来ないけど。
親の欲目だと分かってるけど、僕にとっては君は、世界で一番可愛い子だから。

そして、こうやって見てると、彼も本当に君を大事に想って居てくれるし、とてもいい人だと分かるから。

だから、このまま、いつも僕が驚く位、可愛い、幸せな君で居て。
僕の事なんか思い出す暇もない位、毎日幸せで、輝いていて。
君の幸せが、僕の幸せだから。

1/25/2025, 11:53:25 AM

「終わらない物語」


今日が、貴方との最後の日。
昨日まで当り前だった日々が、景色が、生活が。
私の物だった、笑顔が、声が、腕が、貴方が。
どう足掻いても、全てが終わってしまう。

貴方との日々が、終わらない物語だったら良かったのに。
終わる物語だったとしても、ハッピーエンドなら良かったのに。

ただ、淋しい。哀しい。

1/24/2025, 11:03:42 AM

「優しい嘘」


「貴方なんて、大嫌い」
初めて貴方についた、嘘。
貴方の気持ちが、既に彼女に移ってる事は知ってる。
でも、優しい貴方は、私に言い出せない。
だから、私から言い出さなければ、きっとこのままで何となく居られる。

でも、それで私の悲しみは癒される?
貴方の心は、ここにないのに?
貴方も、彼女も、私も、誰一人幸せになれないのに?

貴方と、笑い合いたかった。
貴方と歩みたかった。
貴方と、時間を紡ぎたかった。

でも、それは2人の心がここにあるからで。
心もないのに、そんな事をしても、ただただ辛くなるだけ。
実際に目の前に貴方が居ない寂しさと、目の前に貴方が居るからこその寂しさと。
一体どちらがより寂しいのだろうか。辛いのだろうか。

でも、もしかしたら。
又一緒の時間を過ごす内に元に戻れるかも、とか。
色んな事をつらつらと考えて。

そして出した私の答え。

私は、人の気持ちを大事に出来ない人にはなりたくない。
自分の好きな人を、苦しめる人にはなりたくない。
「頑張ったね」って、自分を褒められる自分で居たい。

そして何より。
貴方に幸せで居て欲しい。
貴方に、笑顔で居て欲しい。
だって、貴方が大好きだから。

だから。
「貴方なんて大嫌い。」

心おきなく彼女の所に行って。
私から別れを言い出したんだから、気にしないで。
彼女の元に行って、心からの笑顔を見せて。

ねぇ。
貴方はいつも笑っていて。
私は、その笑顔に何度も救われたのだから。
貴方はいつも幸せで居て。
私は、貴方に幸せを沢山貰ったから。
私は、貴方の優しさに、沢山の事を教わったから。

だから、私に出来るただ一つの事。
優しい貴方の為に、優しい嘘をつかせて。

1/23/2025, 1:15:21 PM

「瞳をとじて」


瞳をとじて、と言えば、平井堅さんのあの有名な曲を思い出す。

その当時は特に失恋した訳ではなかったし、長い間付き合ってる彼氏もいた。でも、この歌が流れてくる度に、この歌詞の様に思えたあの恋を思い出して、あの人に想いを馳せてた。

今となっては、正直日々の生活にいっぱいいっぱいで、ときめきとか切なさを感じる事は、殆どない。
って言うか、そもそも恋もしてない。
夫に恋したまま居られたら良かったけど、世の中そんなに上手くはいかず、あの頃の恋心はいつの間にか生活に変わってしまってた。
そして、夫の居る身で新しい恋なんて勿論出来る訳もないし、しようとも思わず。

そんなこんなで、今の私にはあの頃の気持ちは、遠い遠い昔の出来事だけど。

でも、忘れない。忘れていない。

あの人を想った事。嬉しかった事。愛しかった事。
ときめいた事。切なかった事。苦しかった事。 
それでも、あの人と出逢えた事を感謝した事。

あの人との全てが、今の私を形作ってる。
今でも、私の中にあの人の欠片が存在していて。
それはきっと、一生の宝物で。
少女だった、純粋だったあの頃の私の、大切な一部。
何があっても汚れない、失くさない、私の芯の一部。

1/22/2025, 11:16:39 AM

「あなたへの贈り物」


貴方に何を贈ろうか。
貴方は何が嬉しいんだろう?
どうせプレゼントするなら、喜んでくれる物がいい。

靴?鞄?アクセサリー?食べ物?
それとも、手作りの何か?
旅行とかライブチケットとか、そういうのは?

って、悩むフリしてるけど、ホントは、私は気づいてる。
貴方が一番欲しい物。

いつも、貴方の視線は彼女を見てる。
眩しげに目を細めながら。
これ以上愛しい物はない、っていう眼差しで。
その眼差しが時々悲しげになるのは、彼女が彼と居る時。

貴方の想い人は、彼のもの。
悲しいけど、貴方が一番欲しい物は手に入らない。

だから、せめて。
一番欲しい物ではないけど。
彼女の心は手に入らないけど。
でも、彼女の心の入れ物なら。

赤い血の滴る、彼女のハートを、貴方に。

Next