❖Friend
友達それは難しいコトバ
毎日登下校する仲だから友達なのか
辛い時苦しい時寄り添って呉れるから友達なのか
好きな事を共有出来るから友達なのか
ボクにはよく分からない。
友達って何だろう
友情って何だろう
クラスメイトって何だろう
君にとっての友達とは。
僕にとっての友達とは。
終。
#004 「Friend 」
︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎小さなあの子と僕の記憶︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎
あの子の声が聴こえなくなって
もう3日目の朝を迎える。
世間体で考えれば、
「3日しか経ってないじゃん」「所詮3日だろ? 」
と口々に云うだろう。
でも違うんだ。
周りには世間にはわかることの出来ない。
あの子の存在感。
何故なら僕にとってはあの子は
かけがえの無い存在であり
僕の命が誕生したその瞬間から
存在していたのでは無いかと思えるから。
これが根拠か分からないが
あの子を思う気持ちは誰にも負けない。
決して負けることの出来ない。
だからその3日間が重く長く感じる。
そんな気持ちを抱きながら声に出してみた。
窓から見える その景色を見届けながら
愛おしさの想いが募り
僕のなり愛情表現で
誰よりもどんな人よりも
力を込めて
「また、僕の元へ。」
「僕の軌跡という小鳥」 と発した。
でも僕は
何時もと変わらず
決まって布団の中だ。
終。 #003 「力を込めて」
︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎小さなあの子と僕の記憶︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎
眠い目を擦りながら重い瞼を開ける。
開けると僕の視界には不向きな自然の光が、
差し掛かる。
そう、嫌でもかってくらいに眩しすぎるこの光。
夜が明け、
朝が来たんだなって改めて思う。
昨晩ずっと、前に僕の窓に
訪れたあの子の事を考えていた。
その鳴き声で僕は
苦しい朝も
憂鬱な朝も
耐えられたから。
感謝してるからまた会いたい。
君の姿が変わったとしても、、
今は何も考えず、あの子の事だけを
考えている。これが恋心というものなのかな。
今日もまた布団の中で
キミの存在を知ったあの日を、
あの遠くに飛んでいってしまった
過ぎた日を想う。
終。 #002 「過ぎた日を想う」
︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎小さなあの子と僕の記憶︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎
さらさらと涼しい風がやってくる
僕の寝室から。
そして
憂鬱な朝がやって来る。
僕は何時ものように
「まだ、起きたくない」「もっと寝たい」と発しながら
布団にくるまる。
でもあの子は飛んでくる。
「チュンチュン、チュンチュン」という
小さな鳥の鳴き声だ。
あの子は鳥の中では有名人みたいなもの。
そう、すずめだ。
僕は毎朝思うのだが
あの子は何処から来て何処へ行くのだろう。
何時もある一定の朝の時間に僕を起こすその鳴き声で、
これはいつからだろうか。僕は始まりを
よく覚えていない。僕がここに引っ越す前からか
はたまた僕が来る前から存在していたのだろうか。
未だ解決策は見当たらないけど
でもいいんだ大丈夫。僕は大丈夫。
そして今日も明日もその次の日もまた
不思議なキミの存在に酔いしれたいから
今日もまた僕は布団の中。
どうかキミに巡り会えますように。
終。 #001 「巡り会えたら」