はとぽっぽ

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6/29/2025, 12:51:25 PM

反射して煌めく、上から見た景色も好きなのだけれど、底から見る景色は、もっと特別な物だった。

さっきまで聴こえていた賑やかな声も遠退き、ゆらゆらと揺れる水面に、溢れるように光が差し込む。
まるで、別世界に繋がっているのではないかと、仰見ながら時折夢を抱いてしまう。
吸い込まれる様な、僕の特別な青の世界。



夢現に聴こえてきたのは、始業時間を告げるチャイムの音だ。





(後で続き書くかも)
お題:青く深く

6/20/2025, 6:09:30 PM

君との想い出が眩くある為の逃避だったのかも知れない。
僕は、いつの間にか見て見ぬふりをして、結果君を傷付けてしまった。

だから、僕は、自分の嘘を嘘で塗り固める。
心とは違う愛の言葉を囁いて、これが本当の愛というやつなのだと、信じ込ませる。


確かに、君が好きでした。
(でも、その視線が、心が、とても恐かったのです。)
本当にこれで最後だと痛感した瞬間に、君との想い出が走馬灯のように流れていきました。
(こんなに好きだったのだと、その時初めて気付きました。)
わざとらしく、最後の最後まで、君に嫌われる手紙を送りました。
(書けなかった空白に、真実を隠して、僕を忘れてくれと願いました。)


どうか
幸せになってくれと
切に願い続けているのに

君の声を聴きたくなってしまう
僕は
なんて
自分勝手なのだろう





全ての感情を込めて、君に呪いを掛けた

6/20/2025, 8:52:27 AM

目が覚めた。
時計を確認すれば、夕方の日も落ち掛ける時刻で、寝る前まで感じなかった湿気を帯びる空気が、部屋を包んでいる。

レースカーテンの先の小窓まで歩く。
しとしと
特有の地面を叩く音と、土の匂い。
梅雨を忘れていたかのように晴れていた空模様は消え、蛙達の喜ぶような声が聞こえる。

小窓も閉め、部屋のクーラーを入れ直す。
冷たい風が顔に当たり、ふと目元の渇きに気付く。
どうやら、まただったらしい。

洗面所に向かいながら、思い出そうとする。
今日こそ思い出せるかも知れないと。
しかし、蛇口から出る水みたいに、一瞬過りそうな光景も、脳から流れていくみたいにどこかに落ちていく。

やはり、今日も駄目だった。

あんなに大事にしていた筈なのに、君の顔が思い出せないのだ。




(お題 雨の香り、涙の跡)
(続きを書くかも知れないし、書かないかもしれない。久し振りなのにすみません)

6/4/2025, 12:22:14 AM

あれは、いつの話だったか。

僕が中学生の頃、いつも君と放課後の図書室で過ごしていた時期があった。
日が落ちかけた窓からは、下校時刻を知らせる校内放送と、窓を背に座る君に、赤色が差し込んでいた。
話していた内容は、他愛無い話だったと思う。
“思う”と言うのは、実は、殆どが思い出せないのだ。
あの一言以外は…
話した内容だけじゃない。
声も顔も、思い出そうにも靄が掛かったように、記憶が上手く再生されない。
だが、透けるように白くて細い手だけ。
それだけは、何故だか鮮明に思い出せるのだ。
それだけは…



思い出そうとした事も、日々の忙しさに上書きされるように時間が過ぎ、ふと思い出した頃には、僕はもう学生という期間が終わっていた。

何故このタイミングで思い出すのか…

珍しく窓際を確保出来た僕は、車内アナウンスの流れる息苦しさに、少し解放された気持ちで、ただぼうっとまだ日の上りきらない外を眺めていた。


お題 約束だよ




(お久しぶりなんですけど、時間きちゃったので、続きはまた今度
今日も一日ファイトー)

5/23/2025, 9:20:11 AM

お題 昨日と違う私


メモしようと思ってたお題も、気付いたら日付変わってて終わってた…な日々が続いておりました。
今晩は。お疲れ様。もしくは、おはようございます(かも知れない)なメモになります。

天気予報を見る限り、予報通りなら明日は体調回復しつつゆっくりできるだろうか…と一瞬思ったのですが、もしかしたら避難を余儀なく なんて事になるのでは
と言う

嗚呼 明日も 休まらない日の始まりか?


皆様も、体調天候お気を付けて
また書ける時まで…おやすみなさい。

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