君との想い出が眩くある為の逃避だったのかも知れない。
僕は、いつの間にか見て見ぬふりをして、結果君を傷付けてしまった。
だから、僕は、自分の嘘を嘘で塗り固める。
心とは違う愛の言葉を囁いて、これが本当の愛というやつなのだと、信じ込ませる。
確かに、君が好きでした。
(でも、その視線が、心が、とても恐かったのです。)
本当にこれで最後だと痛感した瞬間に、君との想い出が走馬灯のように流れていきました。
(こんなに好きだったのだと、その時初めて気付きました。)
わざとらしく、最後の最後まで、君に嫌われる手紙を送りました。
(書けなかった空白に、真実を隠して、僕を忘れてくれと願いました。)
どうか
幸せになってくれと
切に願い続けているのに
君の声を聴きたくなってしまう
僕は
なんて
自分勝手なのだろう
全ての感情を込めて、君に呪いを掛けた
6/20/2025, 6:09:30 PM