透明なものを思い浮かべた時、幼い時にいくつか持っていたビー玉のことを思い出した。
大小様々で淡く色がついているものや玉の中に色が入っているものもあった記憶がある。
小さな玉を親指と人差し指で挟んで光に翳すと瞳へキラキラと光が落ちてきて、幼かった私はその輝きに惚れ惚れしたものだ。
ダイヤモンド程の強い輝きはないが、透明な球体を通って出てくる光もなかなかに良かった気がする。…いや、もしかすると思い出補正かもしれない。
こうして思い出していると、改めてビー玉越しに世界を見てみたくなってきた。
さて、今時どこでビー玉と出会えるだろうか?
2025.3.13 『透明』
日が沈み夜がやってきた。
先刻まであった暖かな日差しは見る影もなく、少し冷たい空気が漂っている。
街の喧騒から離れてみれば、静寂に包まれどこかセンチメンタルな気持ちへと誘われるようだ。
心地良くもどこかモヤモヤとした感覚はそのままに目を閉じる。
そうしていると日付が変わる頃には皆と共に眠りに落ちているもので…。
次に目を開けた時には日が上っていて、どうやら朝が来たようだ。
毎日はその繰り返しでしかないらしい。
とは言えその繰り返しの中に小さなものから大きなものまで様々な変化が存在し、それが日々を彩っているのだろう。
もしかすると何気なくスルーしている些細なことでも見方を変えれば面白かったりするのかも。
さて、今日という一日が終わり、また明日という一日が始まる。
新たな一日はどんなものになるだろうか。
終わりと始まりの繰り返しと言えど全く同じ日は存在しないし、日々をどう生きるかは自分次第なのだ。
どうせなら楽しんでやろうじゃないか。
2025.3.12 『終わり、また始まる』
(※お題の漢字と句読点勝手に変更しました)
死んだら夜空に浮かぶ星になる、と……そう誰かに聞かされたのはいつだったか。
もしそれが本当なら夜空に浮かぶ無数の星に仲間入りできると言うことだ。
そう考えると寂しくないかもしれない。
時折生涯の終わりを思い感傷的になることがあるが、無になった後も誰かが傍にいてくれるかもと思えば少しばかり暖かな気持ちになる。
何もかもから解放された時、自分は一体どうなるのだろうか。
きっとそこには何もないのだろうけど、叶うならばどうか幸せでありたい。
そう星に願うのだ。
2025.3.11 『星』
もしも願いが1つ叶うならば
何も不安を抱くことなく、ただただ幸せだと感じる日々を過ごしてみたい。
もっと明確に言うならば安寧が約束された未来を生きたいと言えばいいのだろうか。
今、自分にできることはほとんどないかもしれない。
一人でも多くの人に現状を知ってもらって、今年の夏…売国奴を一人でも排除できたのなら何か変わるのだろうか。
どうかお願いします。
日本人が幸せに生きられる未来がきますように。
2025.3.10 『願いが1つ叶うならば』
……!
嗚呼、君か。よく来たね。
今日はどんな一日だったかな?
楽しかった?それとも何か辛いことがあったかな?
どんな些細なことでも構わないよ。さあ、聞かせておくれ。
君の顔を見られたのが嬉しくて、つい喜びが声に出てしまったかもしれない。
咄嗟に取り繕ったけれど気付かれてしまっただろうか?
いや、こちらの話。何でもないよ。
今日も会いにきてくれてありがとう。
2025.3.9 『嗚呼』