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透明なものを思い浮かべた時、幼い時にいくつか持っていたビー玉のことを思い出した。

大小様々で淡く色がついているものや玉の中に色が入っているものもあった記憶がある。

小さな玉を親指と人差し指で挟んで光に翳すと瞳へキラキラと光が落ちてきて、幼かった私はその輝きに惚れ惚れしたものだ。

ダイヤモンド程の強い輝きはないが、透明な球体を通って出てくる光もなかなかに良かった気がする。…いや、もしかすると思い出補正かもしれない。

こうして思い出していると、改めてビー玉越しに世界を見てみたくなってきた。
さて、今時どこでビー玉と出会えるだろうか?

2025.3.13 『透明』

3/13/2025, 11:54:05 AM