AO

Open App

日が沈み夜がやってきた。
先刻まであった暖かな日差しは見る影もなく、少し冷たい空気が漂っている。
街の喧騒から離れてみれば、静寂に包まれどこかセンチメンタルな気持ちへと誘われるようだ。
心地良くもどこかモヤモヤとした感覚はそのままに目を閉じる。
そうしていると日付が変わる頃には皆と共に眠りに落ちているもので…。

次に目を開けた時には日が上っていて、どうやら朝が来たようだ。

毎日はその繰り返しでしかないらしい。
とは言えその繰り返しの中に小さなものから大きなものまで様々な変化が存在し、それが日々を彩っているのだろう。
もしかすると何気なくスルーしている些細なことでも見方を変えれば面白かったりするのかも。


さて、今日という一日が終わり、また明日という一日が始まる。

新たな一日はどんなものになるだろうか。
終わりと始まりの繰り返しと言えど全く同じ日は存在しないし、日々をどう生きるかは自分次第なのだ。
どうせなら楽しんでやろうじゃないか。


2025.3.12 『終わり、また始まる』
(※お題の漢字と句読点勝手に変更しました)

3/12/2025, 1:29:28 PM