いつも見かける赤い自転車は、カフェの前に止められていてその自転車がある時にいつも窓際で男性は、読書をしている。
端正な顔立ちをした。整った綺麗な男性。
そしてい何時も雨が降っていた。
雨宿り?それともランチタイム?この近くで務めていいるのかな?読んでる本は何だろう?
でも彼との接点は無くて急な雨で雨宿りにカフェに駆け込みでもしないと話しかけるのは、無理そう。
でも、そもそも私は、チキンだから話しかける。度胸も無くて今日も眺めるだけで始まる事の無い出会いを待ちわびて今日もカフェの前に止まった赤い自転車を眺めて、自転車に乗って通り過ぎるだけ。
日常ってそんなものよね。
心の中でもう一人の私がクスっと微笑んだ。
僕のお気に入りの昼寝スポット。ひんやり冷たい床を覆う真っ黒な三本足の楽器のお陰でいつも綺麗でその下にコロコロとマット転がしてコロンと寝る。
そんな時に稀に訪れる君は、僕が寝ている事も知らずに鍵盤を優しく鳴らす。
重低音から始まる。凛とした音色。
熟睡へと至る。微睡んで沈んで床も振動して鳴る。複合音が耳から脳へと伝わって。夢へと落としてくれる。君が奏でる音楽が僕は、好きだ。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 月光のソナタ♬.*゚
終点、それは絶望かそれとも成れの果てか全世界の人間が今起きてる。戦争を終わらせる為に祈り、行動を起さないと、多分終わらない。
そして、僕が貴方が私が、全ての人々が自分自身が動くか率先して前線に立ち。祈ら無ければ、終着点へと向かわないでしょ。
だから、忙しい人は、一日に一度でも良いので祈って下さい。早く戦争が終わるようにと、余裕がある方は、力を貸して上げて下さい。そして、体力も余裕もなくても多種多様な宗教や無宗教でも願いは、祈りは、同じだと思うから
今日も早く戦争が終わらないかと願います。
タイヤが焦げる匂いアウトから膨らんでインコーナーに車のフロントを向けてアクセル全開で飛び込んだ。
タイヤから白煙を上げて180Rに車輪を滑らせる侵入する。何度も何度も何度もそして垂れたタイヤに気が付かずにまるでコマみたいにクルクル回ってスピンした。
不幸中の幸いは、ボディに凹みも無く傷も付いていなかった。例え下手くそだと笑われようとも。
上手にコーナを曲がり切れなくとも好きこそ物の上手なれ、いつかきっと諦めなかったら。
上手くできる用になると思うからどれだけ遠まりしたとしても僕は、エキゾースト音とコーナーを曲がる時の感触そしてタイヤが路面に擦られて焼ける匂いが好きだ。
でもコレは絶対怒られるよなぁ~。
何台もマシンが通り過ぎて順位が落ちていく。
ヘルメットの小窓に手を掛けて片手て脱いで。真夏なのに全身ツナギ姿で汗が飛び散りコースの果てには陽炎がユラユラと揺らめいて遠くの方からチームメイトが血相を変えて迎えに来る。
嗚呼・・・・。逃げたい
最初から分かっていたのかも知れない。けれど踏み出さないと前に進めないから。どうせ僕なんて、とか自分には、何も無いとかそんな事分かりきっていたとしても恐る恐る恐る。踏み出した。
彼女の返事は、ごめんなさいだった。
でも彼女と出会えて心を切なく躍動した瞬間は、何か僕を成長させてくれたのかも知れない一歩だって思えた。でも、本当に、本当に最初から分かりきっていた事。彼女は、とても綺麗で魅力的でスタイルも良くて小柄だけど支えてくれそうな母性と包容力で吸い込まれそうな瞳がとても素敵な女性だった。
ウワァァァァァァァァっと海に叫んで泣いて。
明日からまた、
頑張ろ何かスッキリした気がした。