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2/27/2025, 3:15:44 PM

寝てる時

僕の身体の少し冷たいところを

無意識に手探りで求めてくるところ

お腹がすいた時

あれこれと食べたいものを想像して

結局はおうちでタコパがしたい!ってなるところ

漫画を読んでいる時

構って欲しくてちょっかいかけても

全く動じずノーリアクションなところ

これは僕の奥さんのリアルに可愛いところ(抜粋)です

こういうところが全部最っ高に___

2025 2/27 「cute!」

2/10/2025, 4:26:13 PM

夜空を見上げると、無数の星が静かに瞬いている。

その光は何千年も前に放たれたもので、今やっと地球に届いているという事実を思うと、自分の存在がとても小さく、でもどこかその壮大な宇宙の一部であることを感じる。

昔から人は星に願いを込めてきた。それは、届くかどうかわからない希望を、どこかに託したいという気持ちの表れなのかもしれない。

子どもの頃、流れ星を見つけると「願いごとを3回言えば叶う」と信じていた。だけど、流れ星が流れるのは一瞬で、慌てて願いを思い浮かべようとしても、気づけば星はもう消えていた。結局、その願いは言葉にできず、心の中にしまい込んだままだった。でも、その時感じた胸の高鳴りやドキドキは、今でもはっきり覚えている。もしかしたら、星に願うという行為自体が、叶えるための第一歩だったのかもしれない。

大人になるにつれて、願いごとはどこか現実的なものに変わっていく。健康であること、仕事がうまくいくこと、人間関係が円滑であること。子どもの頃の「空を飛びたい」とか「ヒーローになりたい」なんて無邪気な願いは、いつの間にか消えてしまった。でも、ふと夜空を見上げたとき、心の奥底にまだ残っている小さな夢の欠片に気づくことがある。それは日常の中で忘れがちな、純粋な自分自身の想いだ。

星に願うというのは、実際に星が何かを叶えてくれるという意味だけではない。むしろ、自分の中にある本当の願いを見つめ直す時間なのだと思う。星の光は静かで、強制することもなく、ただそこにある。だからこそ、人はその光に向かって素直な気持ちを打ち明けられるのだろう。

願いが叶うかどうかはわからない。でも、星に願うことで自分の心が少し前向きになる。それだけで十分なのかもしれない。星の光が遠い昔からここに届いたように、今の自分の願いも、未来のどこかで静かに光り出すのかもしれない。

だから今日も、静かな夜空を見上げてみよう。小さな願いを胸に秘めて。

「星に願って」

1/31/2025, 4:40:22 PM

やばい、腹を下した…。35歳にして人生詰んだ。
長い高速バスの旅の途中、最悪の事態が頭を過る。

次のサービスエリアまであとどれくらいだ…。
冷や汗が止まらない。

ここ数日間で口にしたもの全てに対する恨みが
ふつふつと湧いてくる。何が悪さを…。

しかし、人間としての尊厳を守るためには、
行動せねばならない。

スマホの操作すら出来そうにない俺は、
咄嗟に通路を挟んで隣に座っていた
優しい見た目のご老人に声をかけた。

「次のSAまであとどれくらいかわかりますかね?」

その答えは、俺の人生を終わらせに来た。

「うーん、あと40年くらいってところじゃないかね。」

意味がわからない。年?分ではなく?
こいつは何を言ってんだと、本気でキレかけた。

「そのくらいに見えるな。」

見える?何が?ただでさえ焦っているのに
意味のわからんことを次から次へと…
聞いたのが間違いだった。

もう限界だ。人様に迷惑をかけるだけでなく、
人としての尊厳も失われてしまうのだ。

その瞬間に目が覚めた。夢か…。
嫌な夢だな、冷や汗もかいてるし。

ブラック企業でのストレスが溜まりすぎて、
身体のあちこちがおかしい。
もう働き疲れて、いっそ楽になってしまいたい。
よからぬ事を思い浮かべ、また眠りについた。

不思議なことに、同じ夢の続きが始まった。
バスの中で依然腹痛と戦う俺は、ついに決心した。

「運転手さんすみません、降ろして貰えないですか?」

どうされました?と聞いてきたので、事情を説明した。

「困りますねぇ、原則途中下車は禁止してるので。」

「そこをなんとか!限界なんです!本当に!」

「降りたら待たないで出発しますよ?後悔しません?」

「…大丈夫です。ここまでで。もう、いいんです。」

「そうですか。では、お疲れ様でした。どうかごゆっくり。」

そうして俺は、バスを降りた。
その後のことは覚えていない。

後に俺は、狭く、寂しく、薄暗い
マンションの一室で、首を吊った状態で
発見された。

「旅の途中」





1/30/2025, 1:46:45 PM

大好きだよ

そういって真っ直ぐな瞳で

僕を見つめてくれる

少し照れて下を向いて

抱きついてくる

たまらなく愛おしい

愛おしく思ってた

でもね、僕は最近

君に冷めてしまったのかもしれない

こんな僕の気持ちを

「まだ知らない君」





1/29/2025, 2:42:14 PM

"そこ"へ踏み入ると世界が変わる

「或る晴れた 日の背の高い 建物の

傍で微かな 涼を求めん」

都会のビル群は賑やかでいて

どこか寂しげだ

空を仰げば隙間からのぞく綺麗な青

地元の田舎で見る空と同じはずの青

けれども何か違う

地元には陽光を遮る背の高い建物は

どこにも見当たらない

どこを歩いても"そこ"に辿り着けない

それ故に焼けてしまう友の肌が恋しい

あいつらは元気だろうか

俺は都会のビルに囲まれて

陽の光の当たらないような

薄暗い生活を送っている

今度帰ったらまたみんなで

あの頃を思い出して話をしよう

暑いって文句言いながら

陽炎の中で走り回ろう







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