「暗がりの中で」
暗いところが苦手な僕は夜が嫌いだった。
小さい頃、親に虐待を受け、暗い箱に閉じ込められた。
それが原因で、暗いところが苦手になった。
そんな僕は高校に入って、彼女に出会った。
僕を照らしてくれる太陽みたいな人。
冬は日が落ちるのが早い。
だから、出来るだけ早く家に帰りたかった。
でも、どうしても無理な日はある。
そんな僕を知った彼女は僕を救ってくれた。
暗がりが怖いだなんて子供みたいだけど。
彼女は笑わずに真剣に聞いてくれた。
それから一緒に帰ってくれた。
だから、暗がりが怖くなくなった。
そんな彼女に感謝している。
僕の太陽みたいな人。
「紅茶の香り」
僕は紅茶が苦手だ。
あの独特の風味が小さい頃から苦手だった。
高校生になって、紅茶を飲んでる人がいた。
僕は何で紅茶なんて飲めるのだろうって思った。
コーヒーは飲めるけど、紅茶はダメだった。
僕の好きな人は紅茶を好んで飲んでいた。
紅茶を飲む彼女の横で僕はジュースを飲む。
そうすると彼女は
「紅茶飲めないの?」
と僕に尋ねた。僕は
「飲めないよ?」
と答えると彼女は僕に
「私、紅茶が好き。だけど、君のことはもっと好き。」
と言った。彼女からはいつも紅茶の香りがしていた。
「君は紅茶の香り苦手?」
と聞く彼女に僕は
「紅茶の香りは好きだよ、君の香りだから。」
と言った。彼女は紅茶の香りがする人。
僕の苦手な紅茶だけど香りは好きになれた。
それは君の香りだから。
「愛言葉」
愛を伝えることって凄く難しい。
本当に好きでも、なかなか言えない。
でも、伝えないと後悔することもある。
私の好きな人は二年前に亡くなった。
その人は太陽のように暖かく、輝くような笑顔の人。
誰よりも私を好きにさせた人。
でも、その人に私は愛してると言えなかった。
でも、今なら言える。
その人に愛の言葉を。
後悔したって遅いけど、もう一度会えるなら。
君の笑顔をもう一度見れるなら。
愛してると、好きだと伝えたい。
今日はその人の命日。
君と歩いた道、一緒に行った場所。
君の面影が私の心を締付ける。
まだ、忘れられない。
彼の笑顔を、優しさを。
「友達」
友達関係。
学生の時、すごく悩んだもの。
喧嘩したり、言い合いしたり、何でこんなに悩むんだろう。
みなさんは友達関係で悩んだ事ありますか?
自分は今、すごく悩んでいます。
もちろん友達って大切な存在です。
でも、なかなかまとまらなかったり、何を言いたいのか分からなくなる時もあります。
でも、その人のそばにいたいって思うものだと思います。
人って理不尽でめんどくさいけど、大切です。
友達は好きですか?
大切ですか?
と聞かれたら自分は堂々と好きだ、大切だと答えます。
みなさんはどうですか?
今どんなに悩んでも、嫌になっても、友達を大切にしてください。
離れたら、傷つけたらもう元には戻れないから。
友達って面倒だけど、大切です。
いつかそれが分かる日が来ると思います。
面倒くさくて嫌になる時もあるけど大切で大好きな人。
それが友達。
「行かないで」
行かないでと君にあの時言えたなら
僕は後悔せずに済んだだろうか。
君を好きになったあの日、あの時。
僕は人生が大きく変わった。
内気で大人しい僕を君が変えた。
君と過ごした日々は僕にとっての宝物だった。
ただ、突然君は消えた。
あの日、あの時行かないでと言えたなら
と後悔してもしきれない。
まだ君を好きだから。
ねぇ、僕の愛した君は今どこにいますか?
幸せですか?
もう一度会えたならもう二度と離さない。
だから、もう一度だけ、やり直させて欲しい。
君のことを好きだから。