色々好きとか嫌とか詰め込み

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7/31/2025, 5:06:33 PM

正直言って僕は平凡なわけで。多数の中で埋もれる存在で。
周りに特別な繋がりもないし、居場所になるような人がいるわけじゃない。そんなストーリー性も何もない僕だけど、僕なりの生き方があるわけで。
僕の中のポリシーは二つ。
一つ、どうにもできない窮地に陥って、本当に全部どうでもよくなったら死んでいいとする。
二つ、後悔しない為じゃなくて、頑張らなくていいように頑張ること。

あの頃の僕は特に、何をするにも恐ろしくて、全てが不安だった。だから毎日何十回でも“どうせ死ぬから”って唱えて、ずるずると持ち堪えてきた。
どうやったって生きていればしなくちゃならないことがあって、それがたとえ自分にはできなくたって、できるできないじゃなく、やるかやらないかの基準がほとんどなんだから。
僕が動けなくなるのは、動いたことにより失敗したりうまくいかなかったら、耐えられなかったから。その度に、耐えられなくていいや、死んじゃえ。って感情を逃がしていた。


朝方の散歩が好きだった。
車ひとつ通らないような、夜中の狭間の朝焼け空。
季節によっては濃い霧が呼吸を重くさせたけど、普段の呼吸より遥かに澄んでてて、息がしやすかった。静まり返った淡い空気が、僕の存在すらその淡さでぼかしてくれる気がした。
住宅街を抜けて何もない道を歩く。何もないけど、僕にとってはたくさんあった。
散歩の為に早く眠って、昨夜のかけらの星が沈殿したような、しっとりした温度で目を覚ます。静かに顔を洗って、水を飲んで、ジャージに着替えて、玄関ドアを開け、僕の空気に触れる。

でも、いつしか崩れていった。
夜には眠れなくなって、空気の温度も感じられなくなった。
目を開けていても何も見ていなかったからか、記憶に残っているものがほぼない。
起きているのか寝ているのか、自分でも曖昧だ。
身体が沈んで、自分の身体じゃないかのように重く、動かせない。
トイレに向かうのに立ち上がり、数歩進むのですら、姿勢を保てない。目眩すら引き起こして、トイレに着いた頃には息切れが酷い。自分の呼吸の荒さが目眩と吐き気と重さを混ぜ合わせていく。便座には座らず崩れ落ちてしたのは、排尿じゃなく嘔吐だった。
動ける気がしなくて、そのままトイレの床で蹲って、陽が落ち一日が終わるまでただじっと待った。いや、待っていたというより、時間の流れが待ってくれなかっただけだ。

こんな日々を過ごした地獄の数年間。

こんなことになるまで、何があったのかよく分からない。
産まれてきてからの自分を振り返っても、考えれば考える程、何を原因として取ればいいのか分からない。
ただ、どうにも何もできなくなった。その表れは唐突だったけど、本当に急にそうなったってわけでもないだろう。徐々に、徐々に崩れていって。

日常生活を送れるようになってから、途端に周りから、社会からの要求が降りかかってきて、生きているだけじゃだめだなとしみじみ思った。

自分で自分をコントロールできず、口から出るのは相手を困らせる湿った陰気なことや、何に向けて言っているのか自分でも分からない汚い罵詈雑言ばかり。
人と会って、言葉を発して、やりとりをするたび、自分の中で何かが削り落ちていった。
こんなことが言いたいわけじゃないのに。今話している自分は誰なんだ?これが僕?
嫌にべっとりとした汗でぐちゃぐちゃになっていく。
僕、今どんな顔してる?
毎回そんなことを思っていた。

6/12/2025, 4:14:36 PM

静かに絶望を受け入れていく
目を凝らしてよく見ても分からないほどの微笑みすら浮かべながら。
それは余裕なのか、それとも諦めなのか。

愛を語るにはまだ浅い月日。
相手の愛に応えてみせる。
分かっている。自分が誰かの特別で、一途に好意を向けられて。優越感に浸れる都合の良さ。
“自分が愛されている”ことにしがみついて、相手が離れてしまえば“自分の価値が減る”気がする。
ただの依存だ。
自分の感情は見えないふりをする。
自分に空いた穴を塞ぐために好意を利用する。
相手のことを傷つけることになると分かりながらも後戻りはできない。
「×△□」
口から出た愛の言葉はあまりに歪だ。
全て嘘なのに。年齢も、性別も、学校も、学歴も、出生も、家庭も、環境も、明かした“自分の事情”ですら。何もかも、嘘なのに。
そんな嘘で創られた俺を抱きしめて、『本当の貴方を、どんな貴方でも、愛してる』だなんて、言わないでよ。君は何も知らないんだから。
何が嘘で、何が本当か、分からなくなってくるんだ。

6/3/2025, 12:46:31 AM

誰かの嫉妬に憎悪が孕んだ言の葉は紙飛行機に挟まれて
雨の冷たい空気を乗せて
私の背を目掛け飛んでくる
ちくちく、ずきずき
背に刺さる
『でも今日の私はいつもとは違うのよ』って一人いたずらげに笑って、少し傘を背に傾け大した防御にもならない自己防衛を試みる
だんだんと雨音が大きな音たてて私の耳を塞いでくれる
だんだんと雨粒が大きくなって紙飛行機が届かぬよう打ち落としてくれる
濁った水溜りにオーダーメイド製の革靴がリズムよく飛び込む
傘の中の自分の顔なんて分からない
傘深くさしてれば顔なんてあまり見えないでしょう?
傘の中で私は口遊む
雨音に掻き消されてしまうよな小さな歌声
もう全部やめちゃいたいなんて弱音零すのは傘の中だけ。
傘の中でひっそりこっそり。
雨と混じって跡形もなく流れるように。

5/28/2025, 11:15:38 AM

狂った愛だとしても見つけたい。そこにあるのがどんな愛であれ愛なのであれば欲しい。
嫌いなあいつのことも吐きそうなくらいに愛したい。
全ての混沌の中で判断能力なんて劣って思考も働かぬ中ただ雰囲気に流されて過ちに溶け込みたい
浴びた叱責のコートを作りたい。冬に羽織れば皮膚がジリジリ痛くなって温かいと錯覚起こすでしょう。
大きな音に萎縮させられる。
偏食の私は出された食事を全て平らげる。
可愛い赤ちゃんですら可愛く見えなくて、ただその引きちぎれるような産声に耳を押さえるのでした。

5/8/2025, 4:16:43 PM

凡人です。僕には何もない。
そんな主張をして今日も身を潜めるのに必死なんです。
呼吸してるだけでたまらなく胸がいっぱいになって苦しいんです。
話す度にどこかから何かが削れていって。
振る舞う度どこからか何かが滲んでこびりついて。
眠ったらこの長い先の見えない人生辞退できてないかな。
自分の本心が分からない。胸の内に思い浮かんだそれは“そうありたい”が介入した理想なのか、他人を配慮した気遣いなのか、誰かに支配されコントロールされた洗脳なのか。いつだってそんなのに本心は押し潰されて、何にも触れずに単純に生まれる本心が拾えない。脳内を巡り続ける色んなものが邪魔をする。
明日の可能性が浮かぶ。
竦んだ足は硬直してるけど、容赦なく今日に明日へ突き飛ばされ転び込む。
いつだって憂鬱。開き直れてたらとっくに笑顔でいる。
不快感にまみれて息がしづらい。
生きる糧も意味も意義も価値も理由もない。そんなものを考えて渇望してしまう程には死にたがり。
何か正当な理由で楽に消え去れたら、なんて毎晩思う情けない自分に愛想笑いをする。
寒いとか暑いとかめんどくさくて、歯磨きが疲れる。
頑張るとか以前に呼吸するのも億劫で。
呼吸止めたら苦しいから止めない。けど、永い苦痛の終止符は呼吸止めること。
『苦痛になる問題はなんなの?』
今はもう、とにかく、僕という存在がこの世に存在してることが苦痛です。
問題解決には死ぬのがうってつけでしょうか。
落ち着かない夜と。余計な口ばかりまわる外野。
当然、頼れる人も逃げる場所もない。
『何が不満なの?』こんなやりとりばっかして、人と一緒に生きるなんてもうやめたい。
見離してほしい。
義務とか責任とか、倦怠感が酷い。
僕がいちばん僕に死んでほしいと願ってる。
僕は僕を憎んでるわけじゃないし、嫌いでもない。ただ解放してあげたい。
また気のせいなんだろうけど身体中が波打って痒くて、掻きむしってしまう。
暑いんだか寒いんだかよく分からない。
全てが嫌になるんだ。
落ち着かない。
いつだってざわめいていて不快でおかしくなりそうだ。

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