クリームチーズ200g
砂糖80g
卵3個
生クリーム200cc
小麦粉かホットケーキMIX60g〜80g
レモン汁 少々
クリスマスどころか休みの間、子ども達をどこにも連れてってあげられないからね…
せめてみんなでお菓子作りをしようと思って、昨日チーズケーキを皆で焼きました。
卵は分離しちゃうから少しずつ入れて下さいね。
泡だて器でまぜるだけで出来ちゃうんですよ。粉もふるわなくて大丈夫。
あとはオーブンへ。
水分が多いものは低め温度でじっくりが基本です。
焼いてるうちからいい香りが漂ってきて、ほんとお菓子作りって好き。
「美味しい!」「最高!」
って声が何よりも嬉しいです。
久しぶりに逢えて、ちょっとたがが外れてしまっている気がする。
薄暗くした浴室で、湯船にどぼんと彼が入ってきた。すぐに大きな手が腰に絡み付いてきてそのまま上がってくる。少し抵抗をしたのに、首筋に冷たいキスが落とされた。
温まっている身体との温度差に自然と硬直する。悲鳴みたいな変な声が出てしまった。
「会いたかった…」
いつもと違って少し反響して聞こえる。
でも低くて優しいいつも通りの声。
首の後ろを支えられたから、「私も」と言う代わりに身体をねじって私からキスをした。終わらない夜が始まる。
彼の少しだけ上背を伸ばした背中が命を刻んでいる。
稲穂の海を駆けて私達はまた世界の色を奪うのだ。
氷の粒が含まれているような風が髪を攫う。
耳に当たる風は冷たくて。
ああ。この空の下で生きている。
一人で部屋で待つよりずっといいなと思ったんだ。
この丈夫な身体は君を守るためにある。
オレは陽気で低姿勢でいつも笑っているように心がけていた。
怖がらないで欲しいからオレは君に「怒り」を見せない。
「怒り」は誰にも見せたらダメでしょう。
もしオレが牙を剥き出せば、きっと周りをひどく傷付け君を失う。
「我慢せず怒っていい」とか「怒りは自己表現」とか「理由のある怒りは主張や希望なのだから」とか。ほんとにそうなのかな。
好きな人にも見知らぬ人にもできるだけ見せるべきではない「感情」のひとつだと思うんだけどな。
溢れるぐらいいっぱいにして欲しい。
満たされない。
たっぷりと尽くされた瞬間を知っているから、かえって愛して欲しいと乞いてしまうのだ。