おとなさま

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2/6/2025, 3:16:55 PM

また眠れなかった。
闇に飲まれたような暗さと静寂の中でただ、ぼーっとしていた。気が付くとカーテンの隙間から少しの光と暖かさが差し込んで、バイクの音。母親の足音。鳥のさえずり。少しして、飛び立った。
そんな静かな夜明けをまた見届けて、ベッドを降りた。

6/26/2024, 1:37:24 PM

君と最後に会ったのはもう何ヶ月も前のことだ。

でも僕は、僕だけがずっと忘れられなくて、毎日頭の中に君がいる。君との思い出を毎日頭の中で再生している。

なんて馬鹿馬鹿しくて女々しいのだろう。

ふと、目の前に何かが翻る。
ハンカチだ。


「あの、落としましたよ」

「あっ、ありがとうございます」


その瞬間、僕の時間が止まる。
目の前にいるのは、毎日僕が焦がれていたあの子だからだ。


「…えっ、あ〜!びっくりした!拾ってくれたのあなただったんだね、ありがとう。あと久しぶり!」

「う、うん」


離れてしまう前のあの子のまま。


「わ〜、懐かしいね。元気そうでよかった。…なんか久しぶりに会うと、緊張するね」


ああ、そうか、そうだよな。
毎日君との会話を思い出して、毎日目で追って、万が一、いや、億が一君に会えたらどうやって話そうと考えていたのは、僕だけだ。
君は僕のことなんて忘れて日々を生きているのに。

君が僕に最後に会ったのは何ヶ月も前のこと。
だけど、僕が君に最後に会ったのは、まるで昨日のことの
ようで。


「私待たせてる人いるから、もう行くね。」


今日、君と最後に会った日が更新された。
けれど僕にとってはいつまでも、昨日のままなんだろうな。






ー君と最後に会った日ー

6/25/2024, 3:19:33 PM

蝶を、花を、繊細なものを触るように彼女に触れなさい。

そんなばあちゃんの教えをずっと守ってきたはずだったのに、俺の隣で彼女は泣いている。

「不安だった」
「もう私なんていらないんだって思った」
「ねえ、何か言ってよ」

彼女は繊細であり、蝶であり、花である。
そんな繊細な花を壊さないよう、俺は彼女をより一層優しく扱わねばならない。

「ごめん」

ようやく絞り出した言葉に、彼女はなぜかまた涙を流してしまう。

「もう、いい」

俺はなにか、間違えたらしい。
彼女の中のガラスは壊れ、蝶は飛び、花は散ってしまったようだ。


ー繊細な花ー

3/2/2024, 8:58:14 AM

お腹すいたな。
おなかいっぱいまで食べても1時間後にはお腹が空く。
でも痩せたいから我慢する。
どんなに食べても太らない体になりたい。
神様お願い!明日朝起きたら5キロ落ちてますように!!

2/29/2024, 10:26:01 AM

おばあちゃん家にいくよ。
列車に乗って。

おばあちゃんのご飯、熱いお風呂、無限に出てくるおかしとジュース。

大好き、早く会いたいな。

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