誰かの居場所に

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10/3/2023, 4:07:30 PM

ずっと苦しいの
愛の味を知ってしまった頃から
親に友達に恋人に、「大好き」をもらった日から
一度、愛情の大切さ、脆さを知ってしまったから、常に心が満たされてないと安心出来ないの。
もし、もしね、そんな我儘な私に愛をくれる人がいるなら、居てくれるなら、どんなものでも投げ捨てて会いに行きたい。
ねぇ、もし神様が居るなら教えてよ
私に運命の人はいるの? 
いるのだったら、
早く「巡り会えたら」いいのにね

7/24/2023, 5:20:25 PM

友情 

私は、みんなと少し違って友達ができると抱き着いたり近くを歩いたりしてしまう。でもそれが嫌だと感じる人もいることを知ってなるべく気を付けてきた。そんな時、部活で仲良しの人ができた。今まで誰にも言えなかった悩みとかすぐに依存しちゃうとことかも話せるほどになった。私の依存しちゃうとこを受け止め支えてくれた。今思えばこの時が1番幸せだったのかもしれない、、
中学生にとって階段は悪口のたまり場だ。いつもなら、あんまり立ち入らないがその日はどうしても通らなければいけない用事があった。気にしないようにして通るつもりだっ
た。そこにその子がいることに気づくまでは
とっさに隠れて、息を殺しその声に耳をすませる、
「アイツウザくね」
時が止まった気がした、すべてが崩れ落ちた今まで私に見せてきた笑顔が偽物だと知ってあの子を信じることが出来なくなった。

あの日私は、友情の脆さを知った。

6/4/2023, 4:53:14 PM

狭い部屋に、42人。
皆んな、制服を着て自分の席に座る。
私の、隣の席の女の子は明るくて人気者。
しかし、情緒不安定なところがあって地雷多め。
そんな彼女が言った
「アイツのこと好きでしょ?」 
ドキッとした。私の顔を覗きこんでいたずらに笑う彼女に。
「アイツのこと、、、好きじゃないよ」
ぐっと目を開いて驚いてる彼女。
残念そうに、そっか、と言ってまたアイツの事を見る彼女。
その時気づいた。彼女は、アイツのことが好きだということに。もし、私が「うん」と言ったらどうしたのだろう。彼女のことだから、一緒に頑張ろうと言いそうだな。そんなこと思いながら。机の上に、ぽたり、ぽたりと涙を落とす私。
私が、好きなのは、アイツじゃなくて、
「貴方なんだよ」
あっという間に散った恋。あれから、話し掛けて来なくなった彼女。あんなに、楽しかった教室が今では、狭い地獄になってしまった

5/23/2023, 4:17:10 PM

逃れられない呪縛

友達が学校を休んだとき、必然的に独りになる。一人になることは、恥ずかしくない。
でも、可哀想だとか、ボッチだ、とか面白おかしく茶化されたり、冷たい目で見られるのが恥ずかしい.周りを気にして、どんどん苦しくなる。きっと皆んなこうなるのが、嫌だからむれていくんだろう。何処にいても気になる視線。
学校という呪縛から、はやく逃れたい。

5/12/2023, 1:32:36 PM

子供ままで

ずっと昔から住んでいた家を手放し、新しいマンションに移り住む事になった。
移り住むといっても、もともとは、そこの近くに住んでいた。突然、親の仕事で引っ越した、という感じだから新生活、という感じでも無い。引っ越して何日か経った頃、ふと仕事の帰り道で昔行った公園の事を思い出した。夜も更けていたし、まっすぐ帰ろうと思ったが気付いたら公園の一歩前まで来ていた。せっかくだしブランコにでも乗ろうと、2個あるうちの左にそっと座った。何か違和感を感じた。すると、何処からともなくカゼが吹き始め少しずつブランコが揺れてきた。
まるで、小さな子供が押しているかのように
ぽたり、ぽたり、気づけば涙を流していた.
ずっと、隠していた。本当の引っ越しの理由を、、
ずっと昔僕には、好きな子が居た。いつも一緒に遊んでた。その日も、同じように遊び帰っている途中、その子は交通事故でなくなった。そのショックから体調を崩していた僕を心配して思い出さないように、と引っ越ししたんだ。ごめんね、会いに来れなくて、遊びに来れなくて。
目元の熱が全身に広がり始めた頃、もう一つ思い出した。君はいつも、ブランコの左に乗っていたことに、あの時の違和感はこれだったんだね。右側に移動してゆっくり隣を見た時、子供のまんまの君がいた気がした。
やっぱり、僕の心は君に奪われつずけている
また明日、会いに来るよ
バイバイ

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