My Heart 見つめられると ハッピーエンド 何気ないふり 幸せに エイプリルフール です
My Heart
わかっているようで、自分のことなのにわからないMy Heart。
何でこんなに悲しいのか、何でこんなことで泣くのか自分てもわからない。
けれど、1つだけわかっていることがある。
大好きなあなたと一緒にいると、My Heart、私の心が温かくなり幸せで満たされること。
あなたもそう思ってくれていたら、この先もずっと一緒にいられるのかな。
My Heart。
私の心を温めてくれるあなたと。
見つめられると
大好きなあなたに見つめられると、胸がドキッと音を立て、顔が熱を持つのがわかる。
あなたを見つめ返したいけれど、うるさいほどドキドキと鳴る心臓が、痛くなりそうだ。
もし恋人になれたなら、私の心臓はどうなっちゃうんだろう。
いつその日が来てもいいように、あなたに慣れようと、気付かれないよう、そっとあなたを見つめるのだった。
ハッピーエンド
物語の最後はハッピーエンドで。
と、決まっているわけじゃないけれど、できることならハッピーが良い。
どうすれば、ハッピーエンドを迎えられるかわからないし、道の途中は、険しいかもしれない。
それでも、ハッピーエンドを目指して歩いて行こう。
キミとなら、それかできると信じてるから。
何気ないふり
「どうしたの?」
「え?何が?」
僕に心配をかけないように、キミは何気ないふりで答えるけど、僕は気づいてる。
キミの元気がないことを。
僕と話してる間は笑ってるけど、ふとした瞬間、憂いを帯びた顔になる。
ムリに聞き出すことはしたくない。
だから僕が今キミにできること。
キミを優しく抱きしめたのだった。
幸せに
隣りにいるのが僕じゃなくても
キミが幸せになれるならそれでいいと思ってた。
のに、どうしてこんなにイライラするんだろう。
キミが誰かの隣にいる。
誰かと見つめ合って笑ってる。
想像しただけでおかしくなりそうだ。
誰かよりも先に、僕がキミと出会えてたら、今は変わってたのかな。
もしも。を考えたところで今は変わらない。
僕にできるのはキミの幸せを願うことだけ。
キミへの想いを消すことはできないけれど、僕は僕の幸せを、探そうと思うのだった。
エイプリルフール
「わ、私。ホントはあなたのこと、キラ、キラ…」
僕の前に立ち、今にも泣き出しそうな顔でキミは言葉を紡ぐ。
「どうしたの?」
キミの目を見つめ問い掛けると、瞳から涙がこぼれた。
「大丈夫?何があったの?」
キミを引き寄せ優しく抱きしめると
「ごめんね」
囁き声が聞こえた。
「エイプリルフールだから、あなたに嘘をつこうと思って」
「ああそっか。今日ってエイプリルフールだね」
忘れてた。と笑うと、キミはため息を吐き話を続ける。
「それで、あなたのことがキライ。って言おうとしたの。でも、言おうとすると、胸が苦しくて。嘘でも、キライって言いたくなくて…」
「そっか。ありがとう、僕をそんなに好きでいてくれて。でも次からは、楽しい嘘にしよう」
キミに微笑むと、キミは頷き微笑むのだった。
二人ぼっち バカみたい 特別な存在 ところにより雨 好きじゃないのに ないものねだり です
二人ぼっち
「カラオケに行こう」
と誘われ、友だち数人とやって来た。
までは良かった。僕が歌っている間、一人、また一人と席を立ち、歌い終わったときには、僕が気になっている子と二人ぼっちになっていた。
(どうしよう。何か言わないと)
そう思うけれど、何を言っていいのかわからない。歌う予約のないテレビからの広告と、店内BGMのおかげで、静かにならずにすんではいるけれど。
(でも、よく考えたらこれってチャンスだよな。彼女のこともっと知りたいし)
もしかしたら、カラオケに誘った友だちが、彼女のことを僕が気になっている。と知っていて、二人になるようにしてくれたのかも。
(そうなら、その気遣いを無駄にしないようにしないと)
友だちの気遣いかはわからない。けれど、このチャンスをものにしようと、僕は口を開くのだった。
バカみたい
「バカみたいだな、俺」
片手に持った花束。渡す前に、気持ちを伝える前に、振られるなんて。
「そうだよな。あんなステキな人に、彼氏がいないはずがないよな」
彼女のために用意した花束。本当なら捨てたいところだけれど、キレイな花に罪はない。
自分の家に持ち帰り、痛い心を癒すために、部屋に飾ろうと思うのだった。
特別な存在
そばにいて、笑ってくれるだけでいい。キミは、僕にとっての特別な存在。
どんなに疲れていても、どんなにイライラしていても、キミの笑顔に癒やされる。
「ずっとずっと、僕のそばにいてね」
きっとその願いは叶わない。
わかっているけれど、できるだけ長く、愛する我が子の成長を見守りたい。と思うのだった。
ところにより雨
「今日の天気は、全国的に晴れ。ところにより雨となるでしょう」
時間を知るためだけに点けられたテレビから聞こえる今日の天気。
「ところにより雨…か。確かにね」
はぁ。とため息を吐いて苦笑する。
だって、振られたばかりの僕の心は土砂降りの雨だから。ところによりの場所は、きっと僕の心。だから。
「でもさ。止まない雨はないんだよな」
窓から見える青空を見上げ、僕は笑ってみせるのだった。
好きじゃないのに
「ねえ。どうして好きじゃないのに、乗ってくれたの?」
ベンチに座り、生気の抜けた僕に、キミは心配そうに声をかける。
「だって、キミは乗りたかっただろうし、大切なキミを、1人で行かせるのはイヤだったんだ。キミの隣に僕以外の誰かが座るのもイヤだし、好きじゃない。って断って、嫌われるのも怖かった」
情けないけれど、僕はジェットコースターか好きじゃない。それでも乗ろうと思ったのは、そんな理由からだった。けれど、ムリして乗ってキミに心配をかけているなら、乗っても乗らなくても、結果は変わらなかったかもしれない。
嫌われただろうなぁ。と自分の不甲斐なさにため息をそっと吐くと
「ありがとう」
意外な言葉が降ってきた。
「え?」
「だって、私のために頑張ってくれたんでしょ?」
「でも…」
「好きじゃないなら、好きじゃない。って言ってくれて良かったんだよ。それなら、2人で乗れそうなものに乗ればいいんだし。それに」
キミは僕の目を見つめ
「そんなことじゃ嫌いになれないくらい、私はあなたが好きだよ」
微笑むのだった。
ないものねだり
ないものねだり。
しても仕方ないとはわかっている。
だけど、自分もあんな風に。と思ってしまう。
今自分には、毎日読んでも飽きないし、なんなら、何度も読んでいるのに、涙してしまう小説がある。
その小説のような作品が自分にも書けたらいいのにな。とは思うものの、ストーリーは浮かばないし、文才もない。ただ、書くのは好きだから、この場所に居させてもらっている。
いつか書けることを夢見て、これからもここに居させてください。
胸が高鳴る 夢が醒める前に です。
胸が高鳴る
「うわ~、どうしよう」
まだ出かける時間まで大分あるのに、スマホで時間を何度も確認している。
「まだ5分しか経ってない。早く会いたいのに」
これから遠距離恋愛中の彼女に会いに行く。会うのが久しぶりだということもあり、会える。と思うだけで胸が高鳴る。
「はぁ~、まだかなぁ」
逸る気持ちを抑えられず、スマホとにらめっこするのだった。
夢が醒める前に
「お願い、夢よ醒めないで」
そう思わずにはいられない。
学園祭で劇を演ることになり、私はお姫様。片思い中の彼が王子様に選ばれた。
手を取り合って、目を見つめて演じる劇。
夢が醒める前に、彼が私を好きになってくれないかな。と願うのだった。
泣かないよ 不条理 です
泣かないよ
瞳をうるわせ、今にも溢れてしまいそうな涙を、キミは目に力を入れて我慢する。
「ねえ、そんなに…」
「泣かないよ」
キミは僕の言葉を遮って、キッと僕を睨みつける。
「泣いたってしょうがないでしょ。状況が変わるわけじゃないんだから」
「…まあ、そうだけど」
この人と結婚したい。そう思える彼と付き合っていたのに、別れを告げられたらしい。
「でもさ」
僕はキミの頭にそっと手を乗せ
「キミは我慢できても、キミの心は苦しそうだよ。その苦しみから、解放してあげようよ」
できるだけ優しく髪を撫でる。
「ふっ……」
静かに涙を流すキミが泣き止むまで、僕はそばにいたのだった。
不条理
「何で、何でなんだよ」
僕は、キミから渡された用紙を見て愕然としていた。
「まあまあ。お前だって、悪くないじゃん」
「でも、お前の方が良いだろ」
僕たちが持っているのは、お互いの成績表。キミとは学生寮で同じ部屋、クラスも一緒で。キミに合わせて僕も勉強しているから、勉強時間は同じはずなのに、何故こんなにも差が出るのか。
「何か、不条理だよな」
僕はため息を吐き、肩を落とすのだった。
ずっと隣で 安らかな瞳 星が溢れる 怖がり です
ずっと隣で
「見て。木の上にいる」
「ああ、あそこか。レッサーパンダかわいいな」
キミとの動物園デート。
かわいい動物たちに会えるのを、楽しみにしていた僕は、きっとキミ以上にはしゃいでいた。
キミとの写真を撮るより、動物たちをたくさん撮る。そんな僕に呆れることなく、ずっと隣で同じ景色を見ていてくれたキミ。そんなキミと、これからも同じ景色を見ていたい。と思うのだった。
安らかな瞳
特にする事がない休日。キミと向かい合ってソファに座り、コーヒーを飲みながら、それぞれ好きなことをしていた。
「ちょっと休憩するか」
読んでいた本を閉じ、コーヒーを飲もうと顔を上げると、こちらを見ているキミと目が合った。
「ん?どうかしたの?」
僕を見つめているキミは、安らかな瞳で微笑んでいる。
「一緒にいるのに別々のことをしてる。それなのに、淋しい感情は湧いてこない。そばにいるだけで幸せに思える。ステキな関係になれたんだなぁ。って思って」
キミの言葉に愛しさが溢れ、僕はテーブルの上に身を乗り出し、キミの頬にキスしたのだった。
星が溢れる
吐いた息が白く染まる寒い中、キミとナイタースキーを楽しんでいた。
「楽しいね」
「ね、言った通りでしょ」
「うん。来て良かったよ」
昼間もスキーを楽しんで、夜も滑りに行こう。とキミに誘われ、正直、寒いし行くのはイヤだな。と思っていた。けれど、僕が行かない。と言ってもキミは1人でも行きそうだし、1人で行かせるわけにはいかないから、僕はしぶしぶ着いてきたのだ。
「滑るのも楽しいけど、もう1つ楽しみがあるんだよ」
少し休憩しよう。と雪の上に座り、雪で遊んでいるとキミはそう言い出す。
「え?他にもあるの?」
「うん。上を見てみなよ」
キミが指差した先を見上げると
「うわぁ」
星が溢れるくらい、夜空を埋めつくしていた。
「キレイだよね」
「うん。まるで夢の世界にいるみたいだ」
しぶしぶ着いてきたナイタースキー。誘ってもらえて、着いてきて良かった。と思ったのだった。
怖がり
僕にしがみつき、ぷるぷると震えているキミ。
「大丈夫だよ。僕がいるからね」
そっと背中を撫でるけれど、その震えはおさまらない。
「すぐに終わるから頑張ろう」
僕の声にキミは顔を上げるけど、目をうるうるさせ、不安そうだ。
「怖がりだなぁ。一瞬で終わるから」
キミの順番が来て診察室に入る。僕が安心させるように優しく抱きしめると、獣医さんはキミに予防接種をした。
「はい、終わり。頑張ったね」
頭をぽんぽん撫でると、キミは恨めしそうに僕に唸るのだった。