YOU

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7/28/2023, 9:20:53 AM

神様が舞い降りてきて、こう言った。
誰かと比べることなんて、愚かなことだ。
あなたはあなたのままでいい。
ほら、彼も言っていたでしょう?
好きでするならかまわないけど、ムリしてキレイにならなくてもいい。しなくていい。
幸せそうに笑ってくれる、今のままのキミが俺は好きだから。って。
だから、ね、あなたはあなたのままでいい。

7/13/2023, 9:38:02 AM

これまでずっと、自分には何もなく、イラストが書けたりする人が羨ましかった。
でも、このアプリに出会って、書くことが楽しくなって、書いてみたら読んでくれる方がいて嬉しくて。
もともと書くことは好きだったけど、きっかけがなかったから、書くテーマを考えてもらえて、書くことができて、下手だけど、自分にも何もないわけじゃない。って思うことができた。
だから、このアプリにも、読んでくださるみなさまにも感謝しかないです。ありがとうございますm(_ _)m

7/11/2023, 7:49:42 AM

目が覚めると、コーヒーの芳しい香りが鼻をくすぐり
「おはよう。朝食できてるよ」
エプロン姿のキミが、リビングで迎えてくれる。
「今日の目玉焼きは、ちょうど良くできたね」
二人で一緒に食事をし、身支度を整え
「いってらっしゃい」
キミの笑顔に見送られ仕事に向かう。
そんな愛しい人との暮らしを夢見て、俺は寝る前にセットしておいたタイマー機能付きコーヒーメーカーのコーヒーを飲むのだった。

7/3/2023, 9:47:05 AM

カーテンの隙間から降り注ぐ日差しの眩しさに、目を開けると
「おはよ」
私を覗き込む、大好きな彼の顔が見えた。
「おはようございます。起きてたんですか?」
何度起こしても起きない、寝起きの悪い人なので、彼が私より早く起きているのが意外だった。
「たまたまね。けど、早く起きるのも悪くない」
そう言って、にこにこ笑うので
「どうしてですか?」
と聞いてみれば
「キミの寝顔が見れたから」
恥ずかしいことを言われる。
「恥ずかしいから見ないでください」
布団を引っ張り上げ、顔を隠すと
「いつも俺ばっかり見られてるんだし、たまにはいいでしょ」
布団を引っ剥がされる。
「ダメです。寝顔も寝起きの顔も恥ずかしいです」
慌てて両手で顔を隠すと、彼はそっと私の両手を掴み
「この先、ずっと一緒にいるんだから、慣れてよ。ね」
耳元で囁く。
「え?」
言われた言葉に驚き、力が緩んだ両手を顔から外され
「愛してるよ」
唇にキスが落とされる。
「ごめん、寝起きには少し刺激が強かったかな」
呆然とする私をクスクス笑う彼だけど、あまりにも私が微動だにしないので
「ごめん、大丈夫?」
私の両手を離し、心配そうな顔で、私の頬に触れる。私は待ってましたとばかりに彼に微笑み
「大丈夫だよ。私も愛してる」
彼の首に腕を回すと、彼の唇にキスしたのだった。

6/30/2023, 8:06:44 AM

「あっついね〜」
手をパタパタと団扇代わりに振りながら、キミはうんざりしたように言う。
「そうだね。でも、これが現実なんだよ」
さっきまでは、涼しいオフィスで仕事をしていたから暑さは忘れていたけれど、今は夏。これが現実なわけで。
「夕方になってもこんなに暑いなんて。何か冷たい物でも…」
と並んで歩いていたキミが、ピタリと足を止めた。
「ん?どうかした?」
こんなところで立ち止まらないで、さっさと家に帰って涼みたい。そう思ったけれど、キミは貼られたポスターを見ているようで、動こうとしない。
「暑いし早く帰ろうよ」
抗議するようにキミの腕を叩くと
「ねえ、これ食べたい」
振り向いたキミはポスターを指差しにっこり笑う。
「え?何を?」
何のことかわからず、キミがいて見えなかったポスターを覗くと
「入道雲かき氷。あります」
そのポスターは、近くの喫茶店のもので、丼くらいの大きさの器に入った、かき氷が写っていた。
「二人で食べると、ちょうど良さそうな大きさじゃない?」
余程食べたいのか、目をキラキラさせ、キミは俺を誘ってくる。
「わかった。食べに行こ」
仕方ないか。とキミの誘いを承諾すると
「やったあ。じゃ、早く行こ」
キミは嬉しそうに笑い、俺の腕を引っ張るのだった。

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