51. 君の声がする
呼んだ?
呼んだよね?
うwへwへwへwへw
「オフロスキー」
50. ありがとう
五十番目の投稿がありがとうなのはどこか企業の「おかげさまで○周年」味があるな笑
でもこんな続かない人間ですから、皆さんから頂くもっと読みたいハートが無かったら五十投稿もできなかったと思います。ありがとうございます。なんだかんだ止めずに時々書いて続けられているって自分にとってはかなりの奇跡であります。これからも皆さんの作品を拝読したり、飽きない程度の頻度で投稿したいと思っています。どうぞよしなに。
49. 静かな夜明け
早起きできないから夜明けにわかなんですが、静かじゃない夜明けってあるんですかね?元旦とかは初日の出で盛り上がっているかもですね。
この場合の静かっていうのは騒がしいの対義なのか、それとも誰も見てないうちにっていう一人のニュアンスなのか、某少納言じゃないけど段々と変化していくその時間の流れ方なのか。
あと、夜明けってのも人によって感じ方が変わりそうです。残酷にも太陽が昇ってくるしんどさという捉え方を見たのが印象に残っています。ただ、個人的にはそれが受け入れ難かろうが歓迎されようが、夜明けはいつでも平等に美しい姿をしているんじゃないかなとか思います。
ああ、思い出しました、静かな夜明け。子供の頃入院していたときによく窓の外を見ていました。中々明るくならないな〜とカーテンから覗くと厚い雲で覆われた冬の空。どんよりとしていて、時間の流れが遅くて仕方ない。寝心地の良くないベットに戻ってまた朝を待つ。なるほど、このときの「静か」は退屈のことでした。
48. heart to heart
一年の四月、部活帰り君が話しかけてくれた。一緒に帰ろうって。
君の歩く速さが心地良かった。
それからずっと、快活な足取り、明るいお喋り、一緒の時間が楽しくて、気づけば三年の夏が終わってしまった。それからは別々に帰るようになっていったけど、待ちに待った三月が来た。部活に復帰して、また一緒に帰れて本当に幸せだった。
今でも時々思う。君の友達になれていたのだろうかと。友達としての振る舞いを分かっていなくて歪な行動も多かったろうに、一緒に帰ってくれた。けどそれは君の優しさに甘えていただけかもしれない。君にとってこいつは何だったのかな。
包み隠さず本音で話せていたら違ったのだろうか。仮面に装飾に、何重も固く閉ざす他に生き方を知らなかった愚かな中学生を、俺は抱きしめてやりたい。そして、君と腹を割って話せたら。
47. やさしくしないで
何でやり返さないの?やり返せよ。
やさしくしないで。
言われると?てなるやつ。別にやさしくしているつもりはない。そいつはよく叩いたり蹴ったりしてくる。自分も小さい頃は応戦して喧嘩していたけど、もうやり返したいという気持ちにならなし気力も体力もない。それだけ。君ももうすぐそうなるよ。