49. 静かな夜明け
早起きできないから夜明けにわかなんですが、静かじゃない夜明けってあるんですかね?元旦とかは初日の出で盛り上がっているかもですね。
この場合の静かっていうのは騒がしいの対義なのか、それとも誰も見てないうちにっていう一人のニュアンスなのか、某少納言じゃないけど段々と変化していくその時間の流れ方なのか。
あと、夜明けってのも人によって感じ方が変わりそうです。残酷にも太陽が昇ってくるしんどさという捉え方を見たのが印象に残っています。ただ、個人的にはそれが受け入れ難かろうが歓迎されようが、夜明けはいつでも平等に美しい姿をしているんじゃないかなとか思います。
ああ、思い出しました、静かな夜明け。子供の頃入院していたときによく窓の外を見ていました。中々明るくならないな〜とカーテンから覗くと厚い雲で覆われた冬の空。どんよりとしていて、時間の流れが遅くて仕方ない。寝心地の良くないベットに戻ってまた朝を待つ。なるほど、このときの「静か」は退屈のことでした。
2/6/2025, 4:44:27 PM