君が望む理想の彼女になれてるだろうか。
と思う時がある。
いや、まぁ好きだからいてくれてるんだろうけど、
できれば理想に近づきたいし、
君はいつも完璧で、、私だってちゃんと、、
『そのままの、今の君でいてほしい。
僕は大好き』
「、、、」
『誰に何言われたかわからないけど僕だってそんなに完璧ではないし、大好きな君に嫌われたくないしね』
「私っ、、大好きだよ」
『じゃあいいじゃん笑、僕も大好きだよ!』
「う、うん、、照」
『かわいいな、本当に笑
いつも行ってるカフェの新作が出て食べに行きたいって言ってたでしょ、行こ?』
「うん!!」
君が良いと言うからもう少し私は私のままで。
理想がそうであるならこのままで。
それはあまりにも突然の別れで。
“事故でっ、、子どもが飛び出して助けようとっ、、、”
、、、優しい君だから、、
うん、優しいんだよ君は。
助けたかったんだよね、
わかるんだ、、
でもさ、
僕はひどいかな。ひどいこと思っちゃう。
君でなくても、君が出ていかなくても、、、
あぁ、、ごめんなさい。
子どもは助かってほしいし
車の方だって、できれば無事で、
もっといえばみんな大丈夫だったらよかったんだ。
でもこうなってしまえば、
僕は、、どうすれば。
だって、今日映画行く約束だったじゃないか。
これから、
今日じゃなければ。
今日じゃなければよかったのか?
最終的に自分が悪いんじゃないかと。
吐きそうなくらい、何かが込み上げて、
息が、、苦しい。
悲しい。
寂しい、、、目の前に君がいるのに、
もう目を開けることはなくて。
痛かった、、だろうな。
悲しいことに傷だらけで。
泣いてるのは僕だけではなくて。
君の笑顔がもう、、、
見れないなんて。
僕は君に恋をした。
僕はスーパーのレジ店員で。
そこに君は普通に食品の買い物をしにきていて並んでた。
最初はちょっとかわいい人だなって。
でもきっと近くに住んでるのか気になってからは君がよく買い物しているのに気づくことが多くて。
(、、彼氏とかと同棲してて、とかかなぁ、)
かわいいもん、そりゃいるよななんて。
僕のレジに並んでくれる時が君との関わり会える瞬間だった。ただそれだけ、話すこともポイントカードとかくらいだ。今なんかセルフレジだし。
でも声も心地良い人だった。
あーあ。こんな知らない人に好きになられてもじゃん。
キモすぎるよ。
こまったな。
私はある人に恋をした。
私は一人暮らしをしている普通の会社員。
住んでいるすぐ近くのスーパーの店員さんに会いたくて、食品の買い物、、自炊を頑張っている。
一目惚れだった。
多分見た目がまずタイプなのだろう、私の。
気になるようになってからは今日はいるのかなとかなっちゃって。
(いくつなんだろう。学生の可能性だってある、年下かなぁ)
こんな30手前の女に好かれてどうだろう。
若そうには見えるが、普通に結婚している可能性もなくない。なんも聞けないからわからない。
君のレジに並ぶのが精一杯だ。今なんかレジは会話なんかあまりすることない。
優しい声だな。
あーあ。こんな知らない女に好かれても困るだけじゃん。
やばいやつだよ。
こまったな。
これは2人の恋物語。
真夜中君からの電話。
(んん、なんだろうこんな時間に)
ピッ
『もし、もし?』
「ごめんね、寝てたよね」
そういう君はなんだか元気がなさそうで。
『どうした?何かあった?』
「なんか眠れなくてっ、、いろいろ不安で、」
「迷惑かけたくなかったんだけど、でもなんか君の声が聞きたくてっ、、」
『迷惑なんて思わないよ。確かに寝ちゃってたけど君からの電話は僕嬉しいよ。それよりこんな時にそばにいなくてごめんね。泣かないで』
「っ、、あり、ありがとう」
確かに彼女は最近元気なかった、と僕は思った。
君がこんな夜中に電話をかけてくるなんてよっぽどだ。
『眠れるまでお話ししよう。ずっと繋いでいるから安心して。ね?今日は何した?』
「、、んと、、今日はね」
と僕たちは時間を気にせず話し始めた。
しばらくしたら君のすーすーと寝息が聞こえてきて、
(よかった、眠れたかな。)
僕も安心したら眠れそう。
起きたら君にすぐ会いに行こう。
愛があればなんでもできるわけではないような気もするし。
できそうな気もする。
それは君と一緒にいて感じることだ。
できるわけはないってのがきっと普通だけど、
できそうな気がするというのは、
こんなに君を愛しているからだ。
、、、惚気だねこれは。
でも本当に毎日幸せだ。
愛しい君のそばにいられることがどんなに嬉しいか。
なんでもできそうなくらいだよ本当。
つまり愛さえあればなんでもできちゃいそうな錯覚にはかなりなる。
、、、えっと。結論は
できないけどできそうな気になるということだから
結果なんでもできることはないな。笑
うん、でも幸せだよ。
愛してるよ今日も。