真夜中君からの電話。
(んん、なんだろうこんな時間に)
ピッ
『もし、もし?』
「ごめんね、寝てたよね」
そういう君はなんだか元気がなさそうで。
『どうした?何かあった?』
「なんか眠れなくてっ、、いろいろ不安で、」
「迷惑かけたくなかったんだけど、でもなんか君の声が聞きたくてっ、、」
『迷惑なんて思わないよ。確かに寝ちゃってたけど君からの電話は僕嬉しいよ。それよりこんな時にそばにいなくてごめんね。泣かないで』
「っ、、あり、ありがとう」
確かに彼女は最近元気なかった、と僕は思った。
君がこんな夜中に電話をかけてくるなんてよっぽどだ。
『眠れるまでお話ししよう。ずっと繋いでいるから安心して。ね?今日は何した?』
「、、んと、、今日はね」
と僕たちは時間を気にせず話し始めた。
しばらくしたら君のすーすーと寝息が聞こえてきて、
(よかった、眠れたかな。)
僕も安心したら眠れそう。
起きたら君にすぐ会いに行こう。
5/18/2023, 9:13:59 AM