夢見だいふく

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6/22/2023, 10:32:33 AM

日常 #11

私の日常は朝起きたら
ご飯を食べて
スマホ見て
本を読んで
母のお店の片付けを手伝って
夕飯食べて
睡眠導入剤を飲んで
寝る

私の非日常は朝起きたら
ご飯を食べて
車に乗って学校に行く
店でパンを買う
約週2ペースのかかりつけ医に行く
そしてヘトヘトに疲れて
睡眠導入剤も飲まずに
早く寝る

あなたの日常と非日常はどんなですか?

6/21/2023, 11:22:24 AM

好きな色

貴方の好きな色は美味しそうに熟した赤色

私が好きな色は貴方が嫌いなまずそうな青色

貴方が来ると分かったパーティー
私は青色のドレスを着たの

そう…青色は食欲を失せさせる色なの…
     
たから大丈夫もうあの人に目をつけられる
               事はない…
    もう過ちは犯さない 

でも駄目だったまずそうな私は
彼に触れられただけで頬が赤く熟してしまった
          

          
         

     
      

6/20/2023, 10:57:01 AM

あなたがいたから#9

あなたがいたから生きていける

あなたがいたから心臓が高鳴る

あなたがいたから体温が高まる

わたしの鼓動を聴くと涙が溢れる

あなたは黒縁の平面の世界から笑いかけてくれたね
ひと目見ただけで大好きになった。

今日はあなたの誕生日
貴方の好きな花を持って
会いに来たよ
りーんと鳴らして線香を立てよう

あなたがいたから
…いや

あなたがいるから生きていける
あなたは私の中で生きている

私の心臓として…



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説明
分かりにくいかもしれませんが
主人公が心臓を移植した設定です。

6/19/2023, 11:22:07 AM

相合傘 #8

飛雨が降っていた放課後図書室で
あの人と二人きり。

隣で囁きながら内緒話をするように
話した。

幸せだった。

彼はふと明るくなった外を見た。
「雨もう止んだね。
そろそろ帰ろうか。」

彼が気づいてしまった。
気づいて欲しくなかった。
彼を引き止めていた遣らず雨よ
どうして止んでしまったの。

私は彼と並んで明るくなった空から目を背け
地面を見ていた。

そしたら意図せず水たまりに写った青空が
見えてしまった。

ああ今にも涙が降りそうだ。

「風が強いね。」
「…そうだね。」
すると彼は
「風で花が降ってきそうだから。
一緒の傘に入らない?」

その一言で私の顔が晴れました。



6/18/2023, 11:12:56 AM

落花

私は恋をしている。

あの子はアネモネ

肌は百合
白く汚れがなく
花明りの様にあの子は光って見えて
誰もが目を細めてしまう

髪はドライフラワー
優しい茶毛で
断髪した髪でさえ
生きている

香りはラベンダー
あの子の香りは高雅で
すれ違いざまのその薫香は
誰もが立ち止まり陶酔し
誰もが振り返り恍惚する

あの子はまさに高嶺の花
峰に咲いたその美花は
恐れ多くて
誰も触れられない

あるよく太陽がこちらを見つめている日

あの子は導かれるように
階段を登り屋上へ向かった。

私はあの子に導かれ追いかけた

あの子は柵をよじ登った

私は急いで走った
柵の先に立つあの子の手に初めて触れた。

「私はずっとひとりぼっちだった。
最後に温もりを思い出させてくれてありがとう。」

あの子は微笑みながら落ちて逝った。


私はふと花の名前の子は短命だという迷信を
思い出した。

私が密かに貴方につけた名前

「嗚呼アネモネ私を置いて命を散らして
              逝かないで。」

私は涙を散らして泣いた。

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説明

アネモネは色によって花言葉の意味合いは
変わりますが
「君を愛す」   「儚い恋」などがあります






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