あの頃の私へ
私がどう生きていようが、結果は今のようになっていただろう。
私は今、心から笑える程、元気になった、はず。
人間関係に悩んでいる自分は、どの選択をしても不登校になるし、我慢して壊れるだろう。
今のようにメンタルは強くない。
プレッシャーとストレスに押し潰されて、壊れてしまう。
今も、あの頃も、感受性が長けていて涙を零す事が多々あるだろう。その時は泣いてしまえばいい。
沢山泣いてきた、今の私から言っておこう。
あと、自分を傷付けることは、痕が残らない程度にしてくれ。
本当はしない事が本望だけれど、我慢するのは良くない。
親は、信用しないで欲しい。病院すら薬が怖いからと連れて行ってくれない。多分、子供に病名が着くのが怖いのだろう。
早めに諦めて、スマホを扱う時間を減らした方がいい。
まあ、無理だろう。SNSだけが、私の逃げ場だったからな。
最後に、数学今のうちに勉強しとけ。高校になって等号、不等号も全部間違える事になるぞ。因数分解とか勉強しとけ。
あと、死にたいとか思うなよ。安楽死も出来ない国だし、全部痛いことだらけだし。意味無い。
てきとうに生きればいい。
地球にいい事してやれ。
今の私より
「うん、また明日」
私の家は、彼より遠い場所にある。一人になった時、彼の声が聞こえないのに私は寂しさを覚える。
彼とは、大親友でとても気が合う面白い人だった。
明日何を話そうとワクワクする純粋な心が、自分を傷つけるという事を知らずに。
また明日なんて言う相手なんてもう、居なくなった。
私にとっての大親友ってなんだったのだろうか。
何故、私はあの選択をしてしまったのだろうか。
私は、鳥のように宙を舞った。
また明日
スマホを片手にイヤホンを耳につける。
三者面談ぶりの学校へ向かう。
桜が咲き始めようとしている姿を見て、私はいつ咲き始めるんだろうと心で呟く。
親にも内緒で音楽を聴きながら、最後になるであろう学校を過ごした。
建て変わった校舎の、三回ほどしか見た事のない教室で嫌いな先生の話を音楽で塗りつぶした。
先生にプレゼントやらあげている光景に吐き気がした。
かつて仲良くしていた人達が涙を流しているところに嫌悪感を抱く。
終わった後、少し話をしていたらBluetoothの充電が切れ、人の声や歩く音、雑音が耳に一気に流れ込む。
その時、
「付き合ってください」
ある男子が頭を下げ、手を伸ばし、一言、私をハブってきた女子に告白をしていた。
その女子は男子の手を握り、その友達の方へと逃げていった。
男子はあまりの嬉しさか、涙を流していた。
憎いアイツが恋物語を始めるなんて。
恋物語──
私はよく、真夜中に目覚める。
寝れない時もあるし、夢へ連れていかれる時もある。
寝れない時は、一人、リビングの方へ行き、絵を描いたり、勉強したり、音楽を聴いたりしている。
今や、至福のときとなっているが、昔は違かった。
真夜中、漠然な不安とともに目が覚める。
色々な不安が私の元へ押し寄せてくる。
泣き声が家族に聞こえては迷惑だと思い、リビングの方へ行く。
涙が止まらない。そして私はうずくまって何度も言った。
「ごめんなさい」
そんな事はもう二度とない。
布団の中で、声を消して泣けるようになったからだ。
真夜中
ああ、愛おしい。画面の中にいる君。
いつか絶対会いに行ってみせるから。
その為には、早く大人にならなきゃ。
そしてお金を稼いで、生活ギリギリまで君に貢ぐの。
でも、早く会いたい。
お金が無いと何も出来ない。
今からでもお金、稼がなきゃ。
だから、ある事に手を出したの。
少し危険かもしれないけれど、お金、これで沢山手に入る。
会いに行くまで待っててね。
約束だよ
愛があれば何でもできる?
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最近、体調を崩してしまいました。相当なストレスかかっているようで。
人と過度に会うと、ストレスが来てるんじゃないかと。
私自身、人なのになんて理不尽な身体しているんでしょうね。
皆様も体調管理に気をつけて下さいね。
嗚呼、あと、私みたいに人嫌いにならないように。
人を愛せるようになって下さいね。