今日、パナップを食べた。
パナップには、顔が書いてある。
その顔には色々種類があって、にこちゃんだったり、何の変哲もない顔だったり。
今日のパナップの顔、目は開けた状態で、赤いほっぺのようになっていて、とても可愛らしかった。
食べ進めていくと、目がどんどん細くなって、にっこりしていたことが分かった。
赤いほっぺだと思っていたものは、どんどんハートへと変わっていった。
それがわかった時、私は思わず微笑んだ。
小さな幸せ
今日本当に食べたんです、美味しかった。泣きそうになりました。
ええ、そうです、風が急に強く吹き出して、開いてたノートが全部閉じてしまって。同時に木々も揺れだしたものですから、茶色い葉が私の頭に乗っちゃったり、まったくでしたよ。
ははは、とりとめのない話ですね。まあ、私はただ、貴方に話したかっただけですから。
そういえば、昨日カフェから出られた後、何されたんです?───
とりとめもない話
夕方の終わり頃の写真を撮るのが好きだ。写真を撮るのが好きと言うと少し違うが、その風景を収めることが好きと言えばしっくりくる。
時にオレンジ、時に青、時にピンク、時に緑。その色達をどのように、どの角度から収めるか、考える。
写真を撮り終えると少しだけ、物思いにふける。
黄昏れる、などと表現する事があるが、多分それをしている。
こんなことをしていると、人生のたそがれを進んでいるようで少し気が引けるが、この歳ですべきでは無いことをしている私は、ある意味人生のたそがれを歩んでいるのかもしれない。
今日、久しぶりに綺麗な風景を撮ってみようかと思ったが、外は土砂降りの雨だった。
たそがれ
お久しぶりです、最近急に寒くなり始めましたので、体調管理にお気を付けてください
私はお腹を壊しました
あなたがいたから、私の人生は壊れた。
あなたがいたから、私の人生は救われた。
これが全部貴方のせいだってこと、分かってる?
あなたがいたから
皆さんは、人間の事どう見えますか。
私はたまに、生々しい臓器が動いて喋っているように見えます。
最近そう見えるようになってきました。
意識が遠くを見ている時、もしくは自分だけに意識を向けた時、人間の形が歪んで、赤黒い臓器に見えてきます。
動物には、それは適応されません(人間も動物ですけれど)。
可愛らしい顔面が私を見つめてくるだけで、臓器に全く見えません。
こう見え始めたのには、理由があると思いますが、私には全くもって検討がつかないのです。
人間が大嫌いくらいですかね。
人間は、裏切ってくるし、上下関係が面倒臭いし、感情があるし、喋るし。
と、言いたいところですけど、私も生憎人間でして、人間になったからには同じ種族として人間に関わっていかないと生きていけないのです。
私も皆さんと同じような人間なはずなのに。
皆さんみたいな無垢な人間だったのに。
私はいつから悪徳な人間になったのでしょう。
無垢──