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8/16/2024, 12:14:28 PM

誇らしさ…

日常生活で なかなか言わない言葉だね
誇らしい とか
誇らしさ とか
もし 誇らしいとは言わずとも 
自慢していいというならば
この日本の四季折々の色鮮やかさを 自慢する
大きく言うと 日本を 日本の伝統文化を
知らぬ人に 深く伝えたい

特に 民族衣装の着物の 
それに伴う 色彩と模様とその意味と
敷居が高そうだと思われている 着物は
一昔前は 誰もが ゆるゆるに着こなしていたのね

季節ではっきりしている着方は
知れば 面白く楽しいものだ
色味も 着物と帯と小物と足袋と履物も
好きなように着て
名も知らぬ着物を着ている人のコーディネートを
目でも 楽しめる
女性ばかりでもなく 男性だって
素敵な人は よく見ていれば必ず見つかる

今 私は日本刺繍を学んでいる
その愛らしい形が 小さい物から大きな大作まで
自分では 思いつかない色と色の組み合わせ
はっとさせられる事に 出会うたび 素敵で
なんて素晴らしい文化なんだろうと
ますます 自慢したくなる

誇らしさとは
顎を上げて 鼻高々にして ふんぞり返って
威張ることではないのよね
どんなに 些細な事でも 日本のいにしえからの
知恵と工夫と遊び心を伝承されてきた事が
きっと 私の中での 
一番の 誇らしさなんだと 思う

私は自分で自分を誇らしいとは 言わない
それは 自分で言う事では
ないような気がしてならないから

日本ではない別の国で生まれ育ったら
それは それで また
その場所での 昔からのモノに誇りを
感じるんだろうな と思うの

そんな感じで いいんじゃないかしら




*読んで下さり ありがとうございます*

8/15/2024, 11:38:16 AM

夜の海…

いつも思っている
今 見ているこの世界のそれらは
いつからそこにあったのか
それを 調べても
本当に それで合っているのかは
本当の所 解らない
想像は出来ても 実際に 見て確認した訳でもない
だから 一体いつからそこにあったのか
本当の意味で 知る事は難しい

遥か彼方 昔から そこにあるもの
大きな幹が主のような大木
最初の大きさが解らない湖
そびえ立つ山
滝 川 そして 海
建物だって 他にも沢山ある
神社仏閣 ビル 橋 階段 坂 道…

一番賑わう夏の海 昼間の海
いつの時代の どんな人達がそこで何を
していたのか
陽射しをいっぱいに浴びた火照った体を
夜の海で 静かに 落ち着かせていたのか

昔の人も
夜の海を見て どんな事を思い 考えて
憂いていたのか 寂しく思っていたのか
悲しみを癒していたのか
それとも 夜の海でしか会えない誰かとの
逢瀬を 待ち遠しく思っていたのか

夜の海の砂浜は
昼間の海とは 違って 陽射しをたっぷりと
浴びていたくせに ザクッザクッと
表面はすでに ひんやりしている

目を閉じて波の音を 聞く
夜の海のほうが より響く
暗闇に 揺れる水面 そっと感じる海風
ここは 海じゃない
そう思い込むと まるで土砂降りの雨の音のよう
でも
波が引く時の あの音を聞くと
やっぱり 海なんだな
潮を感じる風の匂いも
やっぱり 海なんだよな

流される
流してくれる
夜の海の波音が 今日の 昨日の その前の
胸のざわつきを 波打ち際の音と一緒に
流してくれる
いつまでも いつまでも…




*読んで下さり ありがとうございます*

8/14/2024, 10:44:30 AM

自転車に乗って…

乗り物で 何が好きか
乗れないものでも 考えてみる
飛行機に乗る
電車に乗る
列車に乗る
機関車に乗る
馬車に乗る
地下鉄に乗る
バスに乗る
自動車に乗る
バイクに乗る
気球に乗る
モロッコに乗る
馬に乗る
ラクダに乗る

雲に乗る
風に乗る
星に乗る
月に乗る

どんな物に乗っても 移動するには 楽しいね

勿論 自転車に乗って 足動で
自分の力加減と 気ままに気楽に どこまでも
ぐんぐん 走るのは 楽しい 大好き

もう 覚えていないけれど
初めての乗る練習は 痛かったんだろうな
転んで 悔しくて よたよたして
自分だけの 自転車に乗れた時は
世界がこんなに明るく広いのか なんてね思ったり

それまでは 誰かの自転車の後ろに乗って
二人乗り
今はもう 出来ないけれど
後ろに乗る時に 必ず する事があったな
運転している人のサドルのお尻の下に
捕まるのが怖くて 親指を
挟んでもらっていたんだよね

運転してる人の 違和感ったら
なかっただろうな
だって 何処を掴んだらいいのか 謎だよ
乗り方にもよるんだけどね
久々に思い出しちゃった

自転車に乗って 坂を下る時
ペダルから足をどけて
広げて下るのが 幾つになっても やめられない
まだ 自転車に乗れるうちは やめない

子供に 大人げないなぁと笑われても
お婆ちゃんになっても
するつもり

楽しい〜



*読んで下さり ありがとうございます*

8/13/2024, 11:15:48 AM

心の健康…

心の健康診断があったら 受けてみるといい
時々 自分の心の奥底に
様々な澱(浮遊物や沈殿物)が溜まってないか
調べてみるといい

ワインの澱は飲んでも問題はない
澱はワインの旨味成分が沈殿したものだからね
でも
舌に触れるとザラついて酸味や苦味を感じる事が
ある

心の底に溜まった澱は一体 どういうものか
喉から飲む事は出来ないから
ゆっくりと目を閉じて感じるしかないのかな
妬み 恨み 虚勢 我慢 傲慢 不誠実 辛み
普段は 閉じている感情の塊

無理に笑ってる自分
周りに合せて偽っている自分
目立たない様にしている自分
嫌なのにはっきりと断らない自分

心の不健康は 誰かが作っているわけではない
全部 自分の気持ち
自分を別人格に仕上げて偽っている窮屈な心
いいんだよ
そうしなくちゃいられない事も沢山あるよ
本当の自分を出せない 出さない方がいいのも
解ってる

でも そんなふうにしか出来ない自分を
卑下しないでね
色んな気持ち 色んな感情 色んな心があるのも
自分なのだから
常に ニコニコ良い人でいなくても いいよ
時々 小出しにブラックな自分を出していこうか
それが一番の近道
受け入れる事
騙さない事
開き直るんじゃなくて 素直になる事 自分にね

大丈夫だよ
小出しにした部分は 案外他人には気付かれないよ

心の健康は
管理が大事ね
心の健康診断で オールオッケーを
貰いに行こうよ

次第に心の不穏な澱は知らぬ間に
溶けているからさ




*読んで下さり ありがとうございます*

8/12/2024, 10:27:41 AM

君の奏でる音楽…

何処からか聴こえてくる
ピアノの旋律
たどたどしく 一生懸命 反復練習をしている
耳に優しいメロディ
何度も何度も 一回で通して弾けるように
練習している

最初は 大人が習いたてのピアノを
弾いていると思っていた
時に まるでジャズのような曲も聴こえてきたから

懐かしい メヌエット
音楽教室で出された課題曲なのか
様々な曲を 真面目に繰り返す

今日も 始まったな
一回で弾けるといいね
あっ 止まった また 始めから
窓を少し開けているおかげで
何度も繰り返されるその題名が解らない曲を
楽しむ事が 出来て
勝手に 応援している

私もピアノを自己流で 弾いている
両手で弾くことの難しさを知っている
片手なら どんな曲も だいたい弾ける
耳が覚えているから
なんちゃってピアノ奏者だ

隣のお宅から 優しいメロディ
向かいのお宅から 情熱的なメロディ
斜め後ろのお宅から ディズニーの有名曲

皆それぞれ 開催される時間は
その時の 運
ピアノ人口が密集している所に住んでいる私は
なんて 幸せなんだ

でもね
一番 応援しているのは
やっぱり 君の奏でる音楽が 一番かな
ポーンポーン タタタタ…
頑張れ 頑張れ 未来のピアニスト

それもね
物凄い イケメンなの
小学生なんだけれどね

明日も 聴けるかなぁ



*読んで下さり ありがとうございます*

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