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5/22/2025, 2:32:59 AM

まって、今めっちゃ食べたい物ができた。どうしても…今週中には食べたい。雲みたいなふわふわの生地に、程よく空に溶けるような甘さのSunrise(サンライズ)パン、メロンパンじゃなくてサンライズパンが食べたい気分。

ふと、気づくこれ西日本だけの呼び方じゃないかと…、日の出のパン、太陽のパンみたいで呼び方好きなんだけどなぁ。

まって(5/19)どうしても…(5/20)空に溶ける(5/21)Sunrise(5/22)

5/18/2025, 1:58:47 AM

まずは、君は何処までこの世界のことを知ってる?、いつもの通学や出勤で移動の時、何気なく通っている道すがらのことは何処まで知っている?、名だけ知っているとか、それとも興味ない感じか。

目的地だけを目指して、ただ動いてるだけじゃあ、何処か物足りなさを感じることもあるだろう。彼是と興味を持っていた童心を忘れてないか、どうでもいいこと考えるの忘れてないか、好奇心を忘れてないかい?と、思ったりするものだ。

興味を持つことを恐れる必要はない。其々の行動には紙一重で変化があることもあるし、一歩角度を変えてみたり、ずれてみたり、それだけで、まだ知らない世界が、更に知らない世界になって、広がるのだからこの世界は飽きが来ない。

取り敢えず自身は再度、家の近所から散策してみようと思う。

まだ知らない世界(5/18)

5/16/2025, 10:12:10 PM

本来の私はいったい何をやっていたのだろうか。何か大事な手紙を運んでいた気がするのだが、もうそれも私のせいで届かない……。夢を描けながら、世界中を飛び回って描いていた時は、色んなものを見よう、届けようなんて思ってはいたが、今じゃあ、この静かなる森へ来て、木漏れ日に魅了され迷って、戻ることも出来なくなった愚か者だ。

私はしゃがみこみ、この森の奥で何故か打ち捨てられている鉄屑に、背中を預ける。これは恐らく未完成の未来への船だ。何故ここに有るのか分からないが、鉄屑になっても堂々とした、ただ君だけが私の最後の拠り所のようだ。

嗚呼、そういえば随分と進んで来て、眠くなってきた。目蓋が重い…記憶の海から、走馬灯のように思い出が甦ってくる。なんて、美しくも愚かな私の夢たちだろう、この深緑に酸素と共に溶け出してしまうみたいだ。

木漏れ日よ、ずっと私の為に光輝け、暗闇で私が寂しくないように。木漏れ日よ、アナタの美しさをもっと早くに手放す勇気があれば、私はアナタの一部になることはなかったのでしょうか。

目蓋を閉じると同時に倒れ込むと、持っていた荷物の手紙が地面に散らばる。それが、一陣の風と共に舞い上がる姿は、鳥のようだった。

届かない……(5/9)夢を描け(5/10)静かなる森へ(5/11)未来への船(5/12)ただ君だけ(5/13)記憶の海(5/14)酸素(5/15)光輝け、暗闇で(5/16)手放す勇気(5/17)

必ずしも全てがうまく届くとは限らない。

5/8/2025, 8:52:19 AM

森の先で見たのは、冷たいような、暖かいような、深緑の光と新緑の光が交差した、幻想的で何処までも続きそうな、木漏れ日の光景だった。森の木々が揺らめく音、私の呼吸音、心音、服の擦れる音、土を踏みしめ枝が折れる音、全ての音が研ぎ澄まされていているのに、視界は恐ろしくも美しい樹海に捕らわれている。みどりの鮮やかな光が綺麗だ。けど、このまま奥に行き続ければ、確実に迷い戻れなくなる。でも、足が止まらない、もっとこの美しさを目に焼き付けなければならない。もう私には、謎の使命感が出来ていた。この木漏れ日の光景を…もう戻れない、魅了された。

木漏れ日(5/8)

YouTubeのtanutanuRecords様の
みどり-midori- アンビエント・エレクトロニカ集【作業用BGM】に魅了された。

5/6/2025, 11:09:56 PM

「おー、来た来たァ!」

今年も、この広い青い青い空から手紙が届く、甲板に出て上を向き自らの帽子を押さえ、すれ違う瞳で帽子をかぶったカモメに手を挙げ合図する。すると、大きな袋がドサリと目の前に落とされる。

にししっと笑いながら、今年も沢山きたなァとその場でドシリと胡座をかいて、袋から1枚づつ手紙を取り、じっくりと全体を見た後に手紙を開く。

いずれも名前と共に、誕生日おめでとう!!とか、愛してる!とか、生まれてくれてありがとうとか、好きだよー!とかの文字で埋め尽くされている。いつ、何処でこの情報を知ったのか分からないが、愉快な手紙たちである。本当は届くのは、肉の方が嬉しいけどこういうのも嫌いじゃない、幸せだなって感じる。笑みが溢れてきて、思わずラブソングの様な鼻歌を歌いたくなるのだ。

「♪~…おっと、いけねェ、風でとんじまう」

袋に貰った手紙を大事に納めて、機嫌良くこの謎の手紙たちを両手で抱えて、仲間に自慢しにダイニングに向かうのだった。

「おーい、今年も来たぞ!幸せのたより!宴の準備だ!」

青い青い(5/4)すれ違う瞳(5/5)手紙を開くと(5/6)ラブソング(5/7)

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