多田野一人

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9/11/2025, 2:53:38 PM

ひとりきり
夏の終わりの浜辺にひとり…繰り返し寄せる波をただただ、ぼんやり見ていた…
本当なら、きみと一緒に夕陽に染まる海を見る筈だったのに…あの日、ちょっと出かけるって言ったまま、何処かに行ってしまった…
きみのいない左側を、潮風がそのまま通り過ぎて行くのが、凄く淋しい…溢れる涙を、拭ってくれる君は、何処に…
蒼い帷技がそろそろ降り始めてきたけど…わたしは、ひとり…この場から動けない…

9/10/2025, 3:20:45 PM

Red、GREEN、BLUE
好きな色は、青色…Skyblueに染ってみたいし、海の紺碧にも溶け込んでみたい…青く染って、空に吸われたい…青く溶け込んで、遠い時の彼方に…
そして、次は、緑…新緑も、夏の陽射しに映える濃い緑もしなやかで、芯の強さも憧れる…万緑の命溢れる感じも、心にぐっと迫って…
でも、赤色だけは、どことなく、好きではない…燃えるような情熱や、周りを、巻き込む圧巻に、どうしても、竦んでしまう…

9/9/2025, 3:04:34 PM

フィルター
あなたに逢いたい…ってずっと願っているのに、なかなか出逢えない…
目に見えない、赤い糸で結ばれる、運命の相手…遠くにいるのか、何時出逢えるのか、まるで何も分からない…
曖昧な未来に、多分待っている、運命のひと…今は、まだ、運命と未来と言うなのフィルターで見えないけれど、いつかきっと…

9/8/2025, 3:10:04 PM

仲間になれなくて
皆と一緒にいたい…そう思っているのに、あとちょっとが踏み出せない…目に見えない、微妙な壁の様な物が越えられなくて…
特別なルールとか、何かをしないといけないとかはなくて、ただの友達のグループなのに…人見知りの激しい私は、なかなか打ち解けられなくて…
教室の隅から、一人ボッチで、みんなを見ているだけの、つまんない私…

9/7/2025, 3:09:53 PM

雨と君
また傘忘れたの?
君は、ちょっと恥ずかしそうな、困った様な顔をして、コクリと頷く…
天気予報見なかったの?夕方雨になるって言っていたのに…
君は、頬を赤らめ乍ら、俯く…
仕方無いな、ほら、一緒に帰ろう…傘は一つしかないから…
君は、ちょっとはにかみ乍ら、でも嬉しそうに、私の傘に入って来る…
また明日、相合傘って言われるね、こっちはいいけど、君は、大丈夫?
君は、耳まで赤く成りながら、大丈夫って、小さな声で答える…
ずっと前からこんな2人…君は、故意となのか、午後の雨の日は、傘を持って来ない…決まって、昇降口で誰もいない、水溜りの出来た校庭を見つめている…そして私は、お決まりのように、君を傘に誘う…本当は、もっと優しく声掛けしたいのに、何時もぶっきらぼうになってしまう…
私は、この夕立が毎日あって欲しいって、願っている…だって、君と一緒に帰るのは、雨の日だけだし、君との相合傘は、神様からのご褒美だって思っているから…

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