初恋の日
初恋…遠い日の甘く苦い時間に埋もれている記憶の一つ…
違うクラスの女の子に、淡い恋心を抱いて、数日かけて、手紙を書き上げて、漸く渡したかと思ったら、そのまま玉砕…
初恋は、実らなかったけど、今では、少しだけいい思い出になり始めてきた…
明日世界が終わるなら…
明日が最期なら…今日を楽しむのか、静かに待つのか…それとも最後迄足掻くのか、絶望で打ちひしがれるのか…
今迄だって、何度も、人生終わりだって繰り返してきた…失恋だったり、試験に落ちた時、失敗した時…
でも、振り返る迄もなく、こうして、生きている…そして、その終わりは、何時になるのか分からないけど、確実に、その時はやってくる…
藻掻くのも、嘆くのも、開き直るのも…どれも、自分だと思う…理不尽でも、納得出来なくても、それも含めて、自分だと思う…
君と出逢って、
偶然なのか運命なのか…君との出逢いは、何時も利用しているコンビニのレジ…小銭が足りなくて財布の中をみていたら、黙って差し出してくれた君…
急いで会計済ませて、お礼を言うと、小さく首を振りながら、黙って、自分の買い物を済ませて、帰って行った…
それから、暫く会う事もなく、君との再会を待っていた…
それまで、ただお弁当を買うだけのコンビニだったのに、なんとなく、少し長めに滞在する様になって…
漸く君にお返しが出来て、それから、なんとなく、挨拶を交わす様になって…
君と出逢って、独りぼっちの世界から、誰かと交わす言葉の温かさを知って…
今では、君無しの日常なんて考えられない…
耳を澄ますと
聞こえない、聞こえない…目の前のあなたと、言葉を交わしているのに、あなたの声が聞こえない…
何かを言っているのは分かるのに、わたしの頭の中で、言語化出来てない…
モヤモヤしたフィルターが頭を覆っていて、あなたの声が届かない…理由もなく、あなたが疎ましい…
あなたの声を聞きたいのに、聞きたくない気持ち…
2人だけの秘密
絶対秘密だよ…今日の事は、2人だけの特別だから…
そう、あなたからの言葉に、ドキドキしてしまう…秘密…と言う言葉に、なんとなくいけない雰囲気みたいな…
この秘密は、日記にも書けない…心の中に鍵をかけて、そっとしまって置くだけにしよう…
秘密の響きには、甘い誘惑と、背徳感に覆われてしまう…この秘密は…