NotNoName

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10/21/2023, 4:01:09 AM

始まりはいつも持続する時間を切断するものである

始まりはそれ自体により区切りのない時間を終わらせる

今日や明日がなかった時代はどんな暮らしだったのだろう

日陰が時間を表せることすらも気づかなかった時代

そもそも時間は人が生得的に感じられるものだろうか?

終わりのない問いが始まる

10/19/2023, 10:09:29 PM

言葉と行動もそれの意味をひとつにできないのかな?

そうじゃないから他の人とすれ違っちゃう

そもそも他の人が同じ考えかは確かめられないもんなー

んー それでも言葉もつかうし行動して確かめたくなる

伝わるかもしれない 届くかもしれない

その可能性があるから確かめたくなっちゃう

絶対に意味が一緒か確かめられなくても相手に伝える

これ?違う!じゃあこれ?そう!…かと思ったら違ーう!

みたいなやり取りが起きるかもだけど伝える

それでも一緒なことを考えてると思えたときが嬉しいから

だから傷つく可能性があっても人と話したい

そっちのほうがいいって信じてるから

10/18/2023, 4:14:48 PM

雲一つない澄んだ空は美しくて怖かった。夜の海のように色の差異のない画一的な自然。一色で統一されたような広大な自然はどこか飲まれそうに感じる。自分の身体も澄んでいってその一部に溶けてしまいそう。美しさはそんな怖さを持っている。

いつも浮かんでいて多種多様な雲。それが一つでもあれば邪魔だと思わせる一面の青が物語る。いずれは雲一つも消えてなくなって最終的には空のみになると。雲はその物語の過程の存在でしかないように感じさせられた。

空に心を奪われていると目の前にイチョウの葉が舞った。去年もこの道のこの時期に同じ光景を見たことを思い出した。廻っている。そんな些細なことからぼんやりと円を描くような時間を感じた。いつかの終わりを目指すような一直線ではない時間の流れを。思わず立ち止まって少し考える。もしかするとこの円環自体が終わりのあり方なのか。延々と同じことが続く。それが終わりを示しているのか。

目の前に散らばるイチョウの葉。その葉脈はすべて同じようで違っていた。ただ線が平行に並んでるだけのように見えて所々2つに分かれた線模様が葉ごとに違った場所にある。直線から枝分かれした変化が。統一の中の非統一が。この円環は差異を含んでいる。

10/17/2023, 10:02:11 PM

トラウマは忘れたくても忘れられない記憶の1つと言えよう

心に見えないタトゥーのように染み付いたもの

心的外傷という別称は心の空間化、物質化を思わせる

身体の傷のように目に見えないはずの心にも傷があると

そのようなイメージが漠然と浮かび上がる

心の傷という比喩が次第にそれが比喩とは思えにくくなる

トラウマという概念自体がトラウマのように刻まれる

受け入れ難いがそうと信じざるを得ない変え難いもの

そのような変更不可能な見えざる何かを抱えて生きている

この自己像は思考の基準となって心に深く根付く

しかしその一点のみに思考を委ねるのは危うい

それとは別のもう一つの基準を持つあり方が鍵と思える

どこまでが変更不可能かいつでも再確認できる鍵

2つの基準を持って矛盾しながらしなやかであること

二重の基準の回游 それが心の営みと思う

10/17/2023, 12:05:16 AM

光にやわらかさを憶える

光は刺激 こちらに反応を仕向けるような鋭利なもの

しかしそれにやわらかさを憶える

鋭利なものの例として針があるがそれを取って考えてみる

針の刺激は通常不快でありイメージするだけで怖さがある

しかし針を使うものの中には鍼灸というものがある

身体に極細の針を刺して身体の調子を改善するもの

それには痛気持ちいいのような不快と快感の混ざりがある

やわらかな光もそのようなものかもしれない

光は眩しさという針を刺す

しかしその後の和らぎに微弱な快楽がある

非常に微弱な一種のマゾヒズム

人にはそんなところがあるのかもしれない

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