REINA

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4/8/2024, 12:22:59 PM

これからも、ずっと



これからも、ずっと変わらない。
この景色。


早朝に2人で歩いた砂浜。
爽やかな潮風と、柔らかい陽の光。

穏やかな波の音に反して、
私の鼓動が急く。

少し汗ばんだ手がどうにも心地いい。



小さな頃から変わらない、その優しさ。
これからも、ずっと。

4/7/2024, 12:50:29 PM

沈む夕日
 

楽しい時も悲しい時も、決まって私は海に来る。

 

『好きです。付き合って下さい』
『うん、分かった。いいよ』



隠れていたから告白していた女の子の顔は分からなかったけど、先を越されてしまった。

告白する前から私は振られたのだ。


部活は、正直サボった。
さすがに出る気にはなれなかった。


走るのは得意だから、一気に海まで駆け抜けた。


砂浜がほんのり暑い。
もうすぐ夕日が沈む頃だ。


沈んだら思いっきり泣こう。
夜の海に甘えさせてもらおう。

4/6/2024, 12:34:16 PM

君の目を見つめると



君の細い指に触れた。
君が見上げる。

君の目を見つめると、
君が微笑んだ。

君の瞳には僕が映っている。
君が僕に近づく。

君の香りがした。
君が僕の頬に触れた。

4/5/2024, 1:27:20 PM

星空の下で



星空の下で、君と一緒に過ごしたい。
都会の星空なんかじゃなく、僕の故郷の煌々と輝く星空の下で。


君は都会派育ちだから、最初は慣れないかもしれないけれど、僕の故郷は人が優しい。

だからきっと大丈夫。


輝く星の光の導きで、僕らはこれからも光輝く。

4/4/2024, 12:13:59 PM

それでいい



『……ごめん』

そう僕が言うと、彼女の頬に涙が伝った。
泣かれるのは好きじゃない。
どうしていいか分からない。


でも、僕は僕なりに今の正直な気持ちを伝えた。
今は勉強に集中したい。

彼女のことは嫌いじゃないけれど、
でも異性としての『好き』かと問われれば、
よく分からないところが本音だ。

付き合ってみれば以外と好きになるのかもしれない。
そうだとしても、中途半端な感じになりそうで、
それは彼女に申し訳が立たない。

だからもう一度。
『…ごめん』

そう、それでいいんだ。

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