冬華(トウカ)

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9/6/2024, 11:40:25 AM

出会いの時を告げる、学校の正面玄関の大きな時計

青春の時を告げる、教室の黒板上の時計

別れの時を告げる、みんなの心の時計


それぞれがそれぞれの時を告げる、それぞれの時計を持っている

その時計の進み方は同じでも、色も形も表示形式も全く違う

それでも全部、素敵な時を告げる、素敵な時計

それぞれが歩む、自分の時間、それはそれは綺麗な時間だ

誇りを持って、胸を張って歩もう

9/5/2024, 3:54:59 AM

星のきらめき
夜景のきらめき
太陽のきらめき
人々のきらめき

この世界は、いろんなきらめきが存在する

それらが、合わさり、溶け合い、混ざり合って、
もっと強いきらめきを放つ

僕も、そのきらめきの一人に、なれていたらいいな、なんて

くだらないね

9/1/2024, 10:23:23 AM

『もう連絡しないで。私も連絡しないから。これで私達は終わり。ばいばい』

そう言って君の家を出て行った
君からのLINEは今も届き続けている

「ごめん」「俺が悪かった」「君だけを愛してる」

そんなLINEが何通も通知センターに溜まり、LINEの赤い数字を増やしていく

「…もう、知らないし。連絡も、とらないし。」

自分に言い聞かせるように呟く
でも、私も好きだった
そんな思いが、葛藤が、私の中で暴れ出す
それが、「ブロック」という手段に出ることを迷わせる

私のスマホには、いつまでも開けないLINEが、まだ残っている

9/1/2024, 2:24:03 AM

僕は、「僕」という名前をつけられた体があって
その体の中には「僕の心」という名のナニカがあって
それは、「僕」を操るための力を持っていて
「僕」が感じる感情があって
「僕」が感じる思いがあって

だけど、そのナニカは、いつも端っこが欠けていて

その欠片が見つからなくて

ずっとずっと探してる

その欠片は、僕が完全なものとなるために必要なものだと、「僕」が幸せになるために必要なものだと
本能的に察知していた


探して、探して、探して、
ついに見つけた

それは、「君」という名の体を持ち、その中に「君の心」というものがあった

「「見つけた」」

目が合った瞬間に、声が重なる

なんだ、君も、不完全だったのか

8/29/2024, 10:27:56 PM

言葉はいらない、ただ・・・
「ごめん」なんて、いらない

謝られても困る

君を悪者にしようとしてたのに、謝られたらそんなことできなくなっちゃう

「ありがとう」なんて、いらない

私何もできてないのに、そんな言葉受け取れない

「またね」なんて、知らない

私達、これから離れ離れになるのに、またねなんて、あるの?
またねがあるから、これからもずっと一緒がいいよ


言葉なんて、いらない
ただ…ただ、隣にいて欲しいだけなのに

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