冬華(トウカ)

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2/14/2024, 11:56:07 AM

「はい、これ」
はぁ、ぶっきらぼうになってしまう。もっと優しい言葉で言いたいのに

「おう。ありがとよ」
あぁ、乱暴な言い方。なんでこうなっちゃうんだろ。

「ありがたく食べてよね」
違うのに。言いたいのは、こんなことじゃないのに。

「もらったんだし、そりゃ食べるわ」
あぁもう。なんでこんなふうになっちまうんだ。


言いたいのは、こんな乱暴な言葉じゃなくて。
伝えたいのは、こんな酷い言葉じゃなくって。

「好き」の一言なのに。この距離が壊れるのが怖くて、その一歩が踏み出せない。

ホワイトデーには、言ってくれるかな。
ホワイトデーには、言えるかな。

「あなたが好き」


皆さんは、もらいました?僕は…どうでしょうね。
まぁ、もらってももらってなくても、個人的には、本命じゃなければどうでもいいです。お返しはしますけどね。
まぁ、今日2/14、お疲れ様でした。
ハッピーバレンタイン

2/13/2024, 11:29:06 AM

待ってて
ねぇ、待ってよ
なんで置いていくの?
君はいつもそうだよ
「先に行ってるよ!」って走ってく
私と一緒に歩いてよ
走らなくていいから

ーそんなふうに考えていたー
今までの私は、そうやって思ってた。でも、違う。

大人の世界では、置いてかれるのなんて当たり前で。
自分が走らないと、必要とされなくなって。
誰かと一緒に、なんて、甘い考えは通用しなくって。

君は、一足先に大人になっていたんだね。
私を置いて、自分は大人の世界に。

だから、君は私の前を走っていてね。
あの時みたいに子供じゃなくなった私は、走ってる。

いつか君に追いつくために。
そして、追い抜いて。君に言ってやるんだ。

「先に行ってるよ!」って。そして、私は走るんだ。

私だけのゴールを目指して。

周りのみんなも、それぞれのゴールを目指してる。
その道のりで、交わって、仲良くなる人もいるかもしれない。

でも、その人にはその人のゴールがあって。
私を私のゴールに運んでくれるわけじゃない。

自分のゴールは、自分で辿り着かなきゃ、一生着くことはできない。

その道のりで、辛かったりしたら、立ち止まって、助けを求めてもいいから。

最後に立ち上がって、ゴールにつくのは、自分。
人と関わっても、自分自身がやり遂げなきゃ、たどり着けない。

さぁ、立って。君のゴールはまだまだ遠く。だからこそ、頑張るんだ。

さて、立てたね。強い人だ。えらいぞ。

じゃあ、お互い頑張っていこうか。

「先に行ってるよ!」

2/12/2024, 10:17:08 AM

君に、伝えたい。

僕の、冷めることのないこの想い。

どうやったら、君に伝わるだろうなぁ。

そんなことを考えながら、今日もまた1日が終わる。

君に伝えられる時間も、だんだん終わっていくことに、僕はまだ気づいていなかったんだ。

2/11/2024, 12:08:44 PM

この場所で
『10年後!また、この場所で会おう!』

そう言った君は、10年後になった時も、20年経った今も、この場所にはいない。

君は、どこに行ってしまったの?
あの時の約束は、どうなったの?

君がいない春がやってくる。きっと、来年も、再来年も、10年後も。この場所には、一人の春が訪れる。

俺は、何をしているのだろう。そりゃ、10年前の約束なんて、覚えてないだろうし、もっとたってしまった今、君がくるはずもない。

「何、やってんのかな。俺…」

目の前に咲く満開の桜。なんでも、樹齢500年を超えるらしい。

立派に咲く恋色の花を見上げる。さぁ…と、風が吹き抜けて、花弁を運んでいく。

君の元へ届くかな…なんて、考えながら、ぼーっと、眺める。

隣に誰かがやってきた。

「綺麗ですよねぇ、この桜」

話しかけてきた人は、懐かしそうな目で桜を見ている。

「えぇ、本当に。ここで、20年も前の約束のために、毎年やってきてるんですよ。馬鹿ですよね、俺も」

いつまで経ってもやってこない君を思いながら、そんなことを呟く。

「えぇ、本当に。馬鹿ね、あなたも。約束を守るところなんて、変わらないんだから」

泣きそうな声で、馬鹿だと言われたが、彼女の発した言葉に反応して、勢いよく隣にある顔を見る。

そこには、20年前とは大人びて、変わってしまった顔が、20年前と変わらない子供っぽい笑顔を浮かべて、笑いかけていた。

2/10/2024, 11:38:10 AM

誰もがみんな
誰もがみんな、他を傷つけている。

「は?俺はそんなことしてねぇ」「そんな酷いこと、するわけないでしょ!」とか、かんがえた?

人って、生きてるだけで、他を傷つけるんだよ。人に限らず、環境とか、生き物とかに。

あ、だからと言って、死ななくていいんだよ?仕方ないことなんだから。これを書いてる僕だって、気をつけてるのに、人を泣かせちゃったし。

人という生き物は、そこで生きていると、必ず何かがおこって、その現象で傷つく人がいる。いてしまう。

人って、不便だよね。でも、人で生まれたからには、生きていなきゃ、産んでくれた親や、親しくしてくれてる友達や愛人に申し訳ない。

そう、だから、君は生きててくれ。それで、たまたま人を傷つけてしまっても、あまり気負わなくていい。仕方ないことだ。次から気をつけていけば、それでいい。

まあ、人を傷つけてることに変わりはない。だから、人を傷つけてしまう代わりに、他を助けたり、幸せにしてあげてほしい。

みんなが幸せにすれば、傷つけられても、幸せになれるから、精神的に辛くなるや、生物が減ると思うんだ。

一人でも、些細なことでもいいんだ。人を助けたら、「よっしゃ!えらいぞ!自分!」って、大袈裟に褒めてあげて。

はい、これで今日はおしまい!今日の僕は、足を痛めてそうな人が階段を登っていたから、声をかけられた!えらいぞ!自分!

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